米CWによるDCコミックスのスーパーヒーロードラマ『ARROW/アロー』が、更新されたシーズン8で幕を閉じるとのニュースは当サイトでもお伝えした通り。本シリーズは終了してしまうが、CWのDCヒーロードラマのキャラクターがクロスオーバーするエピソード”アローバース”は、今後も続いていく。そこで、英Digital Spyがアローバースの世界でも見たい、DCキャラクター7選を取り上げているので紹介しよう。
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知るほどに見るほどに面白い。クロスオーバーの魅力
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1.バットマン
CWでは、新シリーズとしてバットウーマンを主人公にした『Batwoman(原題)』の製作が決定しており、すでに最新のアローバースではバットウーマンが姿を見せることになっているため、バットマンことブルース・ウェインの登場が期待されている。 しかし、『ARROW』の脚本家キャロライン・ドライスは、バットマンとその世界を描くことを制限する規則をDCが緩和させはしたものの、バットマンを登場させるのは難しいとコメントしている。元々レックス・ルーサーも使用禁止リストに入っていたが、『SUPERGIRL/スーパーガール』シーズン4でついに登場していることから、可能性はゼロではないと思いたい。
2.ワンダーウーマン
映画『ワンダーウーマン』の主人公ダイアナ・プリンスことワンダーウーマンについては、2017年に『ARROW』のクリエイターの一人マーク・グッゲンハイムが、ダイアナと彼女の出身地であるセミッシラを登場させる話が持ち上がっていたと明かしている。
3.グリーン・ランタン
ライアン・レイノルズ主演で映画化された『グリーン・ランタン』の主人公についてグッゲンハイムは、アローバースにグリーン・ランタンが姿を見せる予定は当分ないと語っている。CWとは関係ないが、2018年には、DCコミックスの「Green Lantern Corps」を映画化する企画が進行していると報じられていた。
4.ハーレイ・クイン
ハーレイ・クインは、映画『スーサイド・スクワッド』に登場した悪役ジョーカーの恋人だが、『ARROW』シーズン2にもカメオ出演している。しかし、『ARROW』でテア・クイーン役を演じるウィラ・ホランドが以前のインタビューで、『スーサイド・スクワッド』に姿を見せる予定のキャラクターは、ドラマシリーズに登場させられなくなったと明かしていたことから実現は難しそうだ。
5.ブルービートル
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『ARROW』シーズン3で、フェリシティ・スモークの恋愛対象&オリバー・クイーンのライバルとして、ブルービートルが登場する予定だったとのこと。しかし、キャラクターの著作権問題で不可能になり、その代わりにアトムことレイ・パーマーが登場することになったそうだ。
6.クエスチョン
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(※注意:このコラムの文中のキャラクターの名称や、監督名・俳優名などは、原語または米語の発音に近いカタカナ表記で書かせて頂いています) まだ日本国内で活動していた2000年代の初頭まで、アメリカのコミックブック(日本でアメコミと呼ばれている米国の漫画本)の文化や歴史に関する僕の知識はほぼゼロに等しかった。例外的に知って…
以前にグッゲンハイムはヴィジランテ(自警団)のクエスチョンについて、「『ARROW』のトーンにピッタリだ」と述べていたことがあったが、すでにクエスチョンが登場する映画の企画があるため、アローバースで描かれる予定はない模様。
7.デスストローク
デスストロークはすでに『ARROW』に登場したことがあるキャラクターだが、シーズン6を最後に姿を見せていない。今後アローバースで描かれるかどうかについては、マット・リーヴスが監督を務める映画『The Batman(原題)』でデスストロークが悪役で描かれることになっているため、DCがデスストロークのドラマシリーズへの登場を禁止しているそうだ。
(海外ドラマNAVI)