パトリック・スチュワート主演の新作『スター・トレック』は、Amazonで全世界配信!

『新スター・トレック』のジャン・リュック・ピカード艦長のその後を描くスピンオフ版が製作され、パトリック・スチュワートが同役で続投するとのニュースは当サイトでお伝えしてきたとおり。米国とカナダでは、米CBS All Accessが本作の配信権を持っているが、この度北米以外では、Amazon Prime Videoが配信することが明らかになった。米Hollywood Reporterが報じている。

人気シリーズのその後を描いた本作の配信権を掴んだ米Amazonは、北米で配信された後に200の国と地域で24時間以内に配信開始するという。Amazon Prime Videoのコンテンツライセンス部のブラッド・ビールは、今回の発表を受けてコメントした。「米CBSとパートナー契約を結び、『新スター・トレック』シリーズの新作を弊社を通して視聴者にお届けできることをとても光栄に思っております。パトリック・スチュワートが再び愛すべきピカード艦長を演じる姿をファンの皆様にお見せできることを嬉しく思っています」

一方CBSグローバル配信グループの社長であるアルマンド・ヌニェースは、「この50年、『スター・トレック』はどの国でも、どの世代の視聴者にとってもセンセーショナルな作品であり続けていました。パトリック・スチュワートをこの歴史的なシリーズであるワールドクラスの新作にまた迎えることができとても光栄です。Amazon Prime Videoチームと協力し、この新作を世界中の熱心なファンにお届けできることをとても楽しみにしております」と述べた。

本作は、TV映画『新スター・トレック』シリーズの最終章『ネメシス/S.T.X』の20年後が舞台となり、ピカードは全く別人になっていると伝えられている。そしてそのアイデアは、パトリック本人によるものだという。

製作総指揮を務めるアレックス・カーツマンは、「パトリックは、"もし新作を作るなら、違うものにしたい。みんなが覚えているピカードの部分もあるが、全く予想していなかった部分もあるというものだ。昔と全く同じでは、新しく作る意味がないだろう?"って、素晴らしい挑戦を提示したんだ」と明かしている。また本作では、J・J・エイブラムスが手掛けた2009年公開の映画『スター・トレック』で描かれた、ロミュラン星の崩壊にも触れていくともカーツマンは述べている。

パトリックと共演するキャストには、アリソン・ピル(『ニュースルーム』)やハリー・トレッダウェイ(『ナイトメア ~血塗られた秘密~』)、アイサ・ブリオネス(『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』)、ミシェル・ハード(『ブラインドスポット タトゥーの女』)とサンティアゴ・カブレラ(『マスケティアーズ/パリの四銃士』)が決定している。

CBS All Accessではこのピカードのスピンオフ版のほか、『スター・トレック:ディスカバリー』でミシェル・ヨー演じるフィリッパ・ジョージャウ船長を主人公にしたシリーズの製作、『Lower Decks(原題)』を含む2本の新作アニメシリーズなどの製作が決定している。ますますその世界が広がる『スター・トレック』シリーズ。続報が入り次第、お届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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ジャン・リュック・ピカード艦長
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