マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ウィッチ役などで知られるエリザベス・オルセンが、先日最終回を迎えた大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の主要キャラクターのオーディションを受けていたと明かした。
エリザベスが受けたという役は、エミリア・クラークが演じているデナーリス・ターガリエン。米Vultureのインタビューに応えた彼女が明かした。「(女優として)最初に働きだした時は、オーディションが好きだから何でも受けていたの。カリーシ(デナーリスの別称)役も受けたんだけど、今までで一番ぎこちないオーディションだったわ。カリーシが何千人もの前で、いかに彼女が女王に相応しいかスピーチをするんだけど、製作側が英国訛りを求めているのかわからなかったから両方でセリフを言ったの。本当に酷かったわ。(これまでのオーディションの中で)どれが最悪のオーディションだったか聞かれたら、これしかないわね」と語っている。
そして、エリザベスは『ゲーム・オブ・スローンズ』の大ファンだそうで、「シリーズに超ハマって、(ジョン・スノウ役の)キット・ハリントンのことしか考えられなかった。彼に洗脳されてしまったの」ともコメントしている。『ゲーム・オブ・スローンズ』は、現地時間5月19日(日)に放送された第6話で最終回を迎え、米HBOドラマ史上最高の1930万人の視聴者数を記録した。
デナーリスのオーディションは思うようにいかなかったようだが、エリザベスはその後映画『GODZILLA ゴジラ』や『アベンジャーズ』シリーズに出演し、世界的に知られるように。スカーレット・ウィッチ役では、ヴィジョン(ポール・ベタニー)と共に主役を務めるドラマシリーズ『WandaVision(原題)』が、ディズニーの配信サービスDisney+にて製作されることも決定している。
エリザベスは、人気ファミリーシットコム『フルハウス』に出演していたアシュレイ&メアリー=ケイト・オルセンの妹としても知られている。そのほかの出演作には、トム・ヒドルストンと共演した音楽映画『アイ・ソー・ザ・ライト』や『ウインド・リバー』、Netflixのコメディ映画『さようなら、コダクローム』などがある。(海外ドラマNAVI)
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エリザベス・オルセン
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