米CWのDCスーパーヒーロードラマ『ARROW/アロー』が、シーズン8をもって幕を閉じることは当サイトでもお伝えした通り。そんな本作で、シーズン1からオーバーウォッチことフェリシティ・スモークを演じてきたエミリー・ベット・リッカーズがシーズン7で降板することが決定し、製作側の誰もが彼女なしでシーズン8に進みたいとは思わなかったと明らかになった。米Cinemablendが報じている。
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『ARROW』はDCコミックスの人気ヒーロー、オリバー・クイーンことグリーン・アローが巨悪に立ち向かっていく姿が描かれ、彼女が演じてきたフェリシティはアローの右腕で私生活でのパートナーでもあった。
そして、同じくシーズン1からジョン・ディグルことスパルタン役で出演しているデヴィッド・ラムゼイが、エミリーの降板について次のように語った。「エミリーはいないが、我々は次のシーズンに戻ってくる。彼女が不在になるのは、大変なことだ。誰も彼女抜きでこの作品を続けたくない。(アロー役の)スティーヴン・アメルと一緒にプロデューサーと話しあったんだ。この次の物語がどうなるか、何をやりたいのかということをね。そしてそれは...とても面白いものになるよ」
また、ファイナルシーズンが通常の22話構成ではなく全10話になることについて、「過去7シーズンは22~23話でやってきたから、1話のペースが違ってくるだろうね。いつもなら2倍のエピソード数で描かれる物語を、10話で伝えるんだから」と述べた。
アローやスパルタンらと共に歩んできたフェリシティがいなくなるのは非常に残念だが、デヴィッドの話にあるように最終シーズンにふさわしい展開には期待できそうだ。『ARROW』シーズン8はCWにて今秋放送予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『ARROW/アロー』
左からデヴィッド・ラムゼイ、エミリー・ベット・リッカーズ、スティーヴン・アメル
(c) Warner Bros. Entertainment, Inc