『ARROW』降板のエミリー・ベット・リッカーズ、「これはお別れではないわ」復帰の可能性を語る

米CWのDCスーパーヒーロードラマ『ARROW/アロー』は更新されたシーズン8をもって終了することが決定しているが、そのファイナルを待たずして本作でシーズン1からオーバーウォッチことフェリシティ・スモークとしてレギュラー出演をしてきたエミリー・ベット・リッカーズがシーズン7で降板する。エミリー不在の撮影現場は"別物"だと主要キャスト陣が複雑な胸中を明かしていることは当サイトでもお伝えしているが、エミリー本人がその胸のうちを語った。

そんな、シリーズにとって重要なキャラクターを演じてきたエミリーは、英Digital Spyのインタビューで次のようにコメント。

「この作品に20代の7年間を捧げました。みんなが愛してくれたこのキャラクターに、お別れを言わないといけません。フェリシティは今後もずっと私の人生の大きな部分を占めていきます。そして、ファンの皆さんにとってもそれはきっと同じです。7年間ともに仕事をしてきた『ARROW』ファミリーに別れを告げます。フェリシティは素晴らしいストーリー展開でいなくなり、人々の中で生き続けるでしょう。どこに行っても私は彼女に会えます。だから、これは完全なお別れではありません」と、改めて想いを述べた。

また、ファイナルにカムバックする可能性について問われると「それは私が決められることではないの」と言葉を濁した。

対して、CWのマーク・ペドウィッツ社長は「エミリーは本作で素晴らしい役割を果たしてきたし、(脚本・ショーランナーの)ベス・シュワルツはフェリシティを送り出すにふさわしいストーリーをまとめ上げてくれた」と述べ、「もしシュワルツがストーリー上フェリシティを再登場させる必要があると思い、そしてエミリーのスケジュールに空きがあるなら、もちろん我々はその展開を歓迎するよ」と、フェリシティがカムバックする可能性がゼロではないと語った。

ファイナルとなる全10話の『ARROW/アロー』シーズン8は、現時点では放送開始日未定。作品見どころやレビューなどは海外ドラマNAVI作品データベースをチェック!(海外ドラマNAVI)

Photo:

エミリー・ベット・リッカーズ『ARROW/アロー』
(c) Warner Bros. Entertainment, Inc