『ツイン・ピークス』デヴィッド・リンチらにアカデミー名誉賞が贈られることに!

ドラマ『ツイン・ピークス』でクリエイターを務め、映画『砂の惑星』などでメガホンを取ったデヴィッド・リンチらに、アカデミー名誉賞が贈られることがわかった。米Entertainment Weeklyが報じている。

アカデミー名誉賞はアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)の理事会がガバナーズ賞として芸術のために人生を捧げ、卓越した業績を残した世界の映画人に授与する賞で、毎年開催されるアカデミー賞授賞式で授与されていた名誉賞を独立させたもの。

今月3日(月)に映画芸術科学アカデミーがリンチ監督のほか、『ダンス・ウィズ・ウルブズ 』や『アバター』などに出演しているウェス・ステューディ、イタリア出身で『ムーンリットナイト』の監督を務めたリナ・ウェルトミューラーに名誉賞が授与されると発表。

加えて、『偶然の旅行者』でアカデミー賞助演女優賞に輝き、『テルマ&ルイーズ』などにも出演しているジーナ・デイヴィスが、映画業界で男女平等を促進するために継続的な活動したことを称えられ、人道賞に当たるジーン・ハーショルト友愛賞を受賞することも明らかとなった。

リンチは、監督デビューを飾った『イレイザーヘッド』で脚本・監督・製作の3役を担い、その才能に注目したメル・ブルックス(『プロデューサーズ』)が、"像人間"と呼ばれたジョン・メリックの人生を描く『エレファント・マン』の監督にリンチを抜擢。続けて、SF大作映画『砂の惑星』でもメガホンを取り、問題作『ブルーベルベット』でリンチ特有の耽美と頽廃の世紀末的な世界を描き、カルト監督としての名をほしいままにした。これまでにアカデミー賞では、『エレファント・マン』と『ブルーベルベット』、『マルホランド・ドライブ』で監督賞にノミネートされたことがある。

第11回ガバナーズ賞授賞式は現地時間10月27日(日)ハリウッド&ハイランド・センターにて、第92回アカデミー賞授賞式は現地時間2020年2月9日(日)にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される予定。(海外ドラマNAVI)

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デヴィッド・リンチ
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