「新しい門出だね...」トム・ヒドルストン、長年演じているロキについてこれまでとこれからを語る

マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズのロキを主人公にしたドラマが、ディズニーの新配信サービスDisney+で製作される。そして、このドラマ版にも同役で出演するトム・ヒドルストンがこれまでと、これからのロキについて語った。

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トムが扮するロキは、2011年に公開された『マイティ・ソー』で初登場した。それ以来、長年にわたり演じているロキについて、米Hollywood Reporterのインタビューに応えたトムが語っている。「この映画シリーズがファンとずっと絆を結んでこれただなんて、喜びと驚きの源だよ。ロキが複雑なキャラクターだとは知っていた。知性があるけど脆さもある。怒りに満ちて自分を見失ってて、壊れてるけどウィットに富んでるんだ。(この役を演じられることは)素晴らしい機会だと思ったし、映画がシリーズになるなんて期待もしていなかった。ロキがファンと絆を結んでいることを幸運に感じてるよ」と話し、ロキを演じてこれたことで感謝の気持ちでいっぱいのようだ。

そして、Disney+のドラマシリーズについては情報を漏らさないよう細心の注意を配りながら、「みんなに言えるのは、『Loki(原題)』と呼ばれているということだけだ。新しい門出だね...。だけど、なぜかは説明できないよ」とコメントしている。

先月初めに、マーベル・スタジオでトップを務めるケヴィン・ファイギが『Loki』のコンセプトアートを公開。その画像には、1975年公開の映画『ジョーズ』の看板が掲げられた映画館をバックに歩くロキの姿が写っており、ドラマ版の舞台が過去になるのではないかとの憶測が広がっている。


Disney+ではその他にも、映画『アベンジャーズ』シリーズに登場するキャラクターを主人公にしたドラマシリーズの製作を進めている。スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンの『WandaVision(原題)』や、ウィンター・ソルジャー&ファルコンの『Falcon & Winter Soldier(原題)』、そしてホークアイシリーズなど。

Disney+は11月12日(火)にサービスが開始される予定だが、現時点では『Loki』の配信開始日は未定。日本でも配信されることを期待したい。(海外ドラマNAVI)

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トム・ヒドルストン
(c)Maurice Clements