シーズン3でキャンセルになったNetflix『ワンデイ -家族のうた-』に救世主現る!シーズン4製作が決定

シングルマザーになったばかりの元軍人でキューバ系アメリカ人のペネロペ・アルヴァレズが、古いしきたりに捕らわれている変わり者の母親と一緒にティーンエイジャーの子ども二人の子育てに奮闘する姿を描くファミリーシットコム『ワンデイ -家族のうた-』。今年3月にNetflixがシーズン3での打ち切りを決定したファミリーコメディだが、このたびあるメディアが同シリーズシーズン4の製作を決定したという。米TV Lineが報じている。

『ワンデイ』はNetflix でシーズン3配信開始から5週間後に打ち切りが決定。その直後からCBSが同社のストリーミングサービスCBS All Accessでの復活を検討しているという噂が流れ、続編製作の希望も残されているかに見えた。しかし、Netflixとの契約縛りの問題でその計画も頓挫する可能性が高いと報じられていた。

同シリーズに救済の手を差し伸べたのは、米ケーブル局のPop。コメディドラマ『シッツ・クリーク』などを製作しているPopは、全13話となる『ワンデイ -家族のうた-』シーズン4を発注、キャンセルされたTVシリーズを同局が復活させるのは初めてのこととなる。

Popで放送された後に米CBSでもシーズン4が放送される予定で、もともと本シリーズは、CBSで1975年から1984年まで放送されたドラマ『One Day at a Time(原題)』のリメイク版となるため、復活したリメイク版が古巣に戻ることになる。

オリジナル版でクリエイターを務め、リメイク版では製作総指揮に名を連ねるノーマン・リアがシリーズ復活について、「3カ月前、愛されるべき『ワンデイ』が打ち切られたニュースを耳にして心を痛めていましたが、今日アルヴァレズ家がカムバックすることを知り、喜びで胸が一杯です」とコメントしている。

ペネロペ役でジャスティナ・マシャド(『Queen of the South 〜女王への階段〜』)、ペネロペの母親役をベテラン俳優のリタ・モレノ(『OZ/オズ』)が出演。トッド・グリンネル(『バトル・クリーク 格差警察署』)、スティーヴン・トボロウスキー(『カリフォルにネーション』)、イザベラ・ゴメス(『モダン・ファミリー』)、マルセス・ルイス(『スノーフォール』)が二人の脇を固めていたが、どのキャストがシーズン4に続投するのか現時点では未定だ。

『ワンデイ -家族のうた-』シーズン1から3はNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)

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『ワンデイ -家族のうた-』© Mike Yarish/Netflix