『SATC』の生みの親が手掛けるパリを舞台にした新作ドラマ、新キャストが決定!

大人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)の生みの親であるダーレン・スターが手掛ける、パリを舞台にした新作ドラマ『Emily in Paris(原題)』の新キャストが決定したことが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

米Paramount Networkが製作する『Emily in Paris』の主人公は、思わぬ仕事の機会を得てアメリカ中西部からパリへ移住することになったエミリー。やる気にあふれた20代のエミリーは、由緒あるフランスのマーケティング会社にアメリカ人の視点を持ち込む任務を与えられるが、仕事と私生活の両立に四苦八苦し、海外でのカルチャーギャップに悩まされる姿が描かれる。

この度、新キャストとして加わることになったのは、未公開映画『ビキニ・カー・ウォッシュ』や『ローグ・ウォリアー 全面戦争』などに出演しているアジア系女優のアシュリー・パーク。彼女はエミリーと親しくなる20代のベビーシッター、ミンディ・チェン役を演じ、エミリーがフランスでの生活になじめないでいるのに対し、ミンディはパリに恋しているという役どころだ。

すでにエミリー役には、有名ロックミュージシャン、フィル・コリンズを父に持ち、Netflixの映画『心のカルテ』や、『あと1センチの恋』『白雪姫と鏡の女王』といった人気作品に出演、8月30日(金)より全国公開となるJ・R・R・トールキンの前半生を描き出す映画『トールキン 旅のはじまり』にも登場するリリー・コリンズが決定している。今月13日(火)にリリーはInstagramに、脚本を手にした自身の写真を投稿し、パリで撮影が開始されたことを報告していた。



『Emily in Paris』で製作総指揮に名を連ねるのは主演のリリーのほか、トニー・ヘルナンデスとリリー・バーンズ(『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』)。『SATC』だけでなく、『ビバリーヒルズ高校/青春白書』や『メルローズ・プレイス』といった大ヒットドラマシリーズを生み出したスターがクリエイター・製作総指揮・脚本を手掛けるこの注目作の続報が入り次第またお伝えしたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:リリー・コリンズ© NYKC/FAMOUS アシュリー・パーク© NYKC