『ゲーム・オブ・スローンズ』偽の台本を渡され"ドッキリ"!

最終章が本年度第71回エミー賞で史上最多となる32ノミネート果たした大ヒット大河ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。あるキャストがスタッフから偽の台本を渡され"ドッキリ"を仕掛けられていたと明かした。米Comicbookが報じている。

その罠にかかってしまったのは、グレイジョイ家の生き残りシオンを演じたアルフィー・アレン。シオンは、第一章から最終章まで生き残った数少ない主要人物の一人で、傲慢ながらもどこか憎めないところがあるキャラクターだ。だがアルフィー本人は、ショーランナーたちの悪巧みのせいで第二章の途中でシオンが死ぬものだと何週間も思っていたと告白した。

夜のトーク番組「The Late Late Show with James Corden(原題)」に出演したアルフィー。当時のことを振り返り、「第二章で、変なスピーチをするシーンがあったんだ。そのスピーチの終わりにブラン(・スターク)が来て、"ここはお前のではない、俺のウィンターフェルだ"と言って、僕を刺すんだ。それで敗北を喫して成り行きに任せたんだ。最後の撮影が終わって3週間くらいたった時かな。みんながクリエイターたちに、"フェイクの台本を渡していることをアルフィーに言わないとダメだよ。だって死んだと思っているから次の撮影に来ないよ"と言ってくれたようでね」と語り、その後電話がかかり撮影に呼ばれて、実はアルフィーのもらっていた台本は偽物のエンディングだったことが判明したという。

さらに、キャストへのいたずらこれだけではなかったようだ。「キット(・ハリントン)演じるジョン・スノウは、ホワイト・ウォーカーに髪を焼かれてしまうという台本になっていたよ。だから、そのあとのジョン・スノウはスキンヘッドのカツラを被って最後まで戦うっていう役になっていたんだ」と、同じような"ドッキリ"が仕掛けられていたと明かした。キットがそれをどこまで信じていたかは不明だが、司会者も「誰もそんなハゲたジョン・スノウなんて見たくないよね」と答えた。

シリアスな作品の中で、そのようないたずらが横行していたとは驚きの今回の告白。現在は本作の前日譚と言われるスピンオフが製作されているが、果たしてこちらのスピンオフでも"ドッキリ"恒例行事は続くのだろうか。『ゲーム・オブ・スローンズ』の視聴記録やレビューは、【海外ドラマNAVI作品データベース】をチェック!(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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