ジェシー役アーロン・ポール、映画版『ブレイキング・バッド』展開に衝撃を受けた

世界中で社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなったドラマ『ブレイキング・バッド』。先日ティザー映像が公開された映画版について、ジェシー・ピンクマン役で主演するアーロン・ポールがその内容に衝撃を受けたと発言した。米Cinemablendが報じている。

10月11日(金)にNetflixで配信される『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(原題:El Camino: A Breaking Bad Movie)』というタイトルの映画版。本作は、オリジナル版で主人公だったウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)の相棒で、ファイナルシーズンの最終話で捕らわれの身だったジェシー・ピンクマンが自由になったその後が描かれる。概要には、「捕らわれの身からの劇的な脱出をきっかけに、ジェシー・ピンクマンは未来を築くため自分の過去を受け入れなければならない」と書かれている

この映画の内容について、アーロンは米New York Timesに対し次のようにコメントしている。「この映画は、僕自身がやりたかったと認識していなかった『ブレイキング・バッド』のある一章なんだ。今これが出来上がって、本当に嬉しいよ」

今年3月に「映画版の話なんて聞いてない」とコメントしていたアーロンだが、実は2年前にクリエイターのヴィンス・ギリガンから聞いていたことも打ち明けた。「ヴィンスとの会話の最後で、彼はどこから映画の物語を始めるかアイデアがあると言ったんだ。そして、それをどう思うか僕に聞いたんだよ。だから、炎の中でもどこでもヴィンスの思いについていくと言ったんだ」

ギリガンがプロデューサーと脚本、そして監督も担当する映画版だが、その台本を受け取ったアーロンは声を失ったという。「30秒か60秒くらい声が出なかったよ。ジェシーを演じた人間として、ヴィンスがこの旅路に僕を連れてきてくれたことをとても幸せに思っているよ」

衝撃的な内容になりそうなこの作品だが、アーロンとティザー映像に登場したスキニー・ピート役のチャールズ・ベイカーの他にオリジナル版からどのキャストが出演するのかは明らかになっていない。だが、アーロン曰く「僕が言えるのは、これを見ればファンのみんなはとても喜ぶだろうということ」だそうだ。

まだまだヴェールに包まれた『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』。配信日が待ちきれないファンも多いことだろう。続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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アーロン・ポール(『ブレイキング・バッド』)
(c)Frank Ockenfels/AMC