『ゴースト』ウーピー・ゴールドバーグ、スティーヴン・キング原作の新作ドラマに出演!

大ヒット映画『ゴースト/ニューヨークの幻』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、コメディ映画『天使にラブソングを』シリーズでも知られるウーピー・ゴールドバーグが、ホラーの巨匠スティーヴン・キングの小説「ザ・スタンド」のドラマ版に出演することがわかった。米TV Lineが報じている。

ウーピーが共同で司会を務める米ABCのトーク番組『The View』にスティーヴン・キングがゲスト出演した際、米CBS All Accessが製作するドラマ版にウーピーが出演することが発表された。

ドラマ版の舞台は、カリフォルニア州にある米軍の細菌兵器研究所。そこで実験されていたあるウイルスが流出し、研究所を抜け出した門番によって世界中に広まってしまう。感染率99%という恐るべきウイルスの蔓延によって多くの人が奪われた世界で人間の善と悪が入り乱れるなか、108歳のマザー・アバゲイルと彼女の周りの生き残った人たちに人類の運命が託されることになる...というストーリーだ。

ウーピーはマザー・アバゲイルを演じ、神からビジョンを受け取る彼女はウイルスから生き延びた人々を導く預言者という役どころだ。

ウーピーに加え、名声と違法薬物を好む若きミュージシャンのラリー・アンダーウッド役にジョヴァン・アデポ(『LEFTOVERS』)、善良だが一人の女性に執着して道を踏み外してしまうハロルド・ローダー役でオーウェン・ティーグ(『セル』)、心優しいが発達障害を患うトム・カレン役でブラッド・ウィリアム・ヘンケ(『ブリッジ ~国境に潜む闇』)、ウイルスの治療法の発見に関わる軍人コブ役にダニエル・サンジャタ(『グレイスランド 西海岸潜入捜査ファイル』)が新キャストとして加わる。

すでに、ウイルスに免疫を持つ労働者階級の男性スチュー・レッドマン役にジェームズ・マースデン(『『X-MEN』シリーズ』)、スチューが対立する"闇の男"ランダル・フラッグに忠誠を強いられているナディーン・クロス役にアンバー・ハード(『アクアマン』)、先見性を持った妊娠中のフラン・ゴールドスミス役でオデッサ・ヤング(『スウィート・ヘル』)、聴覚障害者の青年ニック・アンドロス役にヘンリー・ザガ(『The New Mutants(原題)』)がキャスティングされている。

ジョシュ・ブーン(『ハッピーエンドが書けるまで』『きっと、星のせいじゃない。』)が監督を務め、ブーンはベンジャミン・カヴェル(『JUSTIFIED 俺の正義』『SEAL Team/シール・チーム』)と脚本と製作総指揮も担う。

ドラマ版は原作とは結末が異なり、小説では描かれなかった新たな事実も明らかになると報じられている。(海外ドラマNAVI)

Photo:米ABCのトーク番組『The View』(C)Walt Disney Television/Jeff Neira