大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』の原作者ロバート・カークマンが、7月に突然第193号をもって幕を閉じた原作コミックスであのキャラクターを殺した理由を明かしている。(※以下は、原作コミックスのネタばれを含みますのでご注意ください)
原作コミックスでは、ドラマ版でもシーズン9途中まで主人公だったリック・グライムズはベッドで寝ているところを、セバスチャン・ミルトンというキャラクターに銃で撃たれて命を落とす。主人公にしてはかなり呆気ない終わり方について、米Comic Bookのインタビューでカークマンがその理由を語っている。
「コミックスでのリックは、最も弱いキャラクターに殺されてしまうほど、世界を気を緩められるような安全な場所に立て直したということで、あそこで殺されたというのは彼がどれだけ良い仕事をしたかという証明なんだ。コミックスにおけるそれまでのどんな時点でも、そんな風にリックが殺されることはなかっただろう。彼はずっとリラックスできなかったからね」
そしてカークマンは、リックの息子カール、ニーガン、セバスチャンといったコミックス最終号で生き延びていたキャラクターにその後何が起きたかについてもコメント。「もちろん、"このキャラクターにはこんなことが起きて、あのキャラクターはこうで..."といった感じで、ちょっとした情報はあるよ。それは最終号で垣間見ることができるし、もっといろんなことが起きていることは間違いない」
コミックスは終了してしまったが、ドラマシリーズや製作が進んでいる映画版などには影響しないとのことで、『ウォーキング・デッド』シーズン10はFOXチャンネルにて10月7日(月)より放送スタート。(海外ドラマNAVI)