ニーガンとベータが一緒にトマト狩り!?『ウォーキング・デッド』を語り尽くす『トーキング・デッド』

大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の全米での放送直後にキャストやスタッフをゲストに迎えて同作の貴重な裏側が語られるトークショー『トーキング・デッド』。ついに始まった本家の最新シーズンに合わせて、同番組の新シーズンが10月17日(木)0:00よりHuluにてスタートする。『ウォーキング・デッド』シーズン10第1話「境界線」の放送直後に収録された初回の内容をちょっとだけご紹介しよう。

(※本記事は『ウォーキング・デッド』シーズン10第1話までのネタばれを含みますのでご注意ください)

この回のゲストは、ダリル役のノーマン・リーダス、キャロル役のメリッサ・マクブライド、ニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガン、ショーランナーのアンジェラ・カン、そして「境界線」を監督したグレッグ・ニコテロ。

10シーズン目を迎え、ダリルの進化について問われたノーマンは、「すっかり髭が白くなったよ」とジョークを飛ばしつつ、「彼は大きく変わった」とコメント。「最初の頃のダリルは、全員ブッ倒してやるという血気盛んな奴だったけど、今では周囲を思いやって守ろうとしている。彼はこれまでに出会った人たち、リックやハーシェルから少しずつ影響を受けて賢くなったんだ」

ジェフリーは、ついに自由になったニーガンが"ガーデニング"を始めたことの感想を聞かれて「ワォ!って感じだったよ」と意外な展開だったことを認めつつ、「自由になってトマトを育てることは僕にとっても彼にとっても良かったと思う」としみじみ。するとここでホストのクリス・ハードウィックが、ニーガンがバットを持ち出してトマトを一つずつ叩き潰してはどうかというまさかの提案をし、会場の笑いを誘った。

「境界線」で印象的だったシーンの一つは、燃えさかる森の中での戦いだが、ニコテロによれば実際に炎を使い、火の高さも適宜細かく調節していたという。ちなみに、ダリルがウォーカーたちをやっつけるために斧を投げつけて樹に倒すシーンは合成ではなく、しかもテイク1で成功したそうだが、ノーマン自身は「もう一度はやれないかも」と"まぐれ当たり"だと謙遜していた。

ダリルとキャロルの親友関係について、ノーマンはメリッサとの信頼関係があるからこそ、二人が演じるキャラクターの関係も説得力を与えられているのだと説明。その流れから、ノーマンが共演者とバイクに乗った時の話になり、リック役のアンドリュー・リンカーンが一緒だった時の爆笑エピソードも明かした。

番組途中から、ジュディス役のケイリー・フレミングが登場! この番組初登場ながら、演じることがいかに自然であるかを堂々と語り、みんなから「プロフェッショナルだ」と感嘆されたケイリーは、ジュディスのアイテムであるカールの帽子、ブーツ、刀の中で一番好きなものや、"ガーデニング"に勤しむニーガンについても熱弁を奮った。彼女がハキハキと話している姿を温かく見守るほかの出演者たちの表情にも注目だ。ジュディスとニーガンの関係についても、ケイリーやジェフリー自ら語ってくれているので、ぜひ本編で見てみてほしい。

また、「境界線」のラストでキャロルとアルファがばったり顔を合わせるシーンについてメリッサが回想。実際には二人は別撮りだったそうで、アルファの視線をイメージしながら演じたと振り返った。

ファンからの質問コーナーで、ニーガンとベータがシーズン10で対面するのかという問いが飛び出すと、カンは対面することを認めつつも、「二人は一緒に野菜を収穫するの」と冗談を飛ばした。その後ジェフリーも、ベータとニーガンの「面白いシーンがあるよ」とニヤリ。さらにニーガンとダリルの絡みがあることも予告した。別のファンからの「ミショーンが去ったら、誰がジュディスとRJの世話をするの?」という質問が飛び出した際には、ジェフリーがすかさず手を挙げて立候補(?)する一幕も。

そのほかにも、ミショーンとエゼキエルのキスに対するメリッサの反応や、ミショーン役のダナイ・グリラが語るジュディスの"勇敢な男"のシーン、第2話「終末の始まり」に対するニコテロの解説など今回も内容盛り沢山なので、番組内で確認してみてはいかがだろう? 『トーキング・デッド』の該当エピソードは10月17日(木)0:00よりHuluにて配信。なお、Huluでは過去2シーズンの『トーキング・デッド』と『ウォーキング・デッド』全シーズンのほか、ノーマンがホストの旅番組『ライド with ノーマン・リーダス』も配信中だ。(海外ドラマNAVI)

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『トーキング・デッド』
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