渡辺謙出演の東京が舞台の新作ドラマ、監督は『マイアミ・バイス』マイケル・マンに決定!

日本だけでなくハリウッドでも活躍する渡辺謙(『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』『ラスト サムライ』)出演、東京を舞台にした米「HBO Max」の新作ドラマ『Tokyo Vice(原題)』。その第1話でメガホンを取る監督がマイケル・マン(『ヒート』『コラテラル』)に決定した。米Deadlineが報じている。

本作の原作は、アメリカ出身で元読売新聞社社会部記者のジャーナリスト、ジェイク・エーデルスタインが2009年に出版した「トウキョウ・バイス:アメリカ人記者の警察回り体験記」。全国新聞で初めての外国人ジャーナリストとして暴力団を含む東京の犯罪現場に突撃していったエーデルスタインの、命を賭けた取材の暴露本である。中南米と北米を結ぶ密輸の中継地として国際犯罪が頻発するフロリダ州マイアミを舞台に、刑事の危険な潜入捜査をスリリングに描いた『マイアミ・バイス』を彷彿させる作品であり、1980年代に放送されたそのTVシリーズと、2006年に公開された映画版の両方を手掛けたマンは本作にとって適役と言えるだろう。

監督、脚本家、プロデューサーとして活躍するマンは、過去に『インサイダー』と『アビエイター』で4度アカデミー賞にノミネートされている。最近では、マット・デイモン&クリスチャン・ベイル共演の映画『フォードvsフェラーリ』(日本では2020年1月公開予定)で製作総指揮を務めた。

『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』や『ベイビー・ドライバー』で知られるアンセル・エルゴートがジェイク・エーデルスタイン役で出演。渡辺謙が演じるのは、東京の刑事カタギリ・ヒロトで、カタギリはジェイクにとって父親的な存在であり、犯罪にまみれた危険な世界へ乗り込む彼を支えるという役柄だ。

マンは第1話だけでなく数話で監督を務める可能性がある。製作総指揮には、渡辺謙とアンセルとマンのほか、ジョン・レッシャー(『ブラック・スキャンダル』)、エミリー・ガーソン・セインズ(『ナオミとイーライのキス禁止リスト』)、アラン・プール(『ニュースルーム』)、デスティン・ダニエル・クレットン(『ガラスの城の約束』)らも名を連ねる。なお、本作は2013年に映画化の話があり、その時はダニエル・ラドクリフ(『ハリー・ポッター』)が主演を務めると報じられていた

『マイアミ・バイス』の東京版とも言える新作で脚本を担当するのは、トニー賞を受賞した『Oslo(原題)』などで知られる劇作家のJ・T・ロジャーズ。現在はマンが東京にてキャスティングの最中とのことで、ロケは来年2月に東京で始まる。マン監督は11月1日(金)に ニューヨーク現代美術館(MOMA)で開催される映画『インサイダー』の20周年イベントに出席予定だ。

渡辺謙にとってアメリカで初のドラマシリーズ主演となる本作の続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

渡辺謙 (C)Maurice Clements/Famous
マイケル・マン (C)AWAIS BUTT/FAMOUS