『シカゴP.D.』ソフィア・ブッシュ、感動のLGBTQ青春ドラマ『Love, サイモン』の続編ドラマに出演

2018年にアメリカで公開され、製作費の倍以上を国内だけで稼ぎ出すサプライズヒットとなったLGBTQ青春映画『Love, サイモン 17歳の告白』。このドラマ版がディズニーの新配信サービス「Disney+」で製作されることは当サイトでもお伝えしたが、そのドラマ版に、人気犯罪ドラマ『シカゴP.D.』でエリン・リンジーを演じていたソフィア・ブッシュが出演することが決まった。米TV Lineが報じている。

映画版はベッキー・アルバータリの小説「サイモンvs人類平等化計画」を原作としており、公開当時、本作に出演するジェニファー・ガーナー(『エイリアス』)だけでなく、同性愛者であることを公表しているマット・ボマー(『ホワイトカラー』)やニール・パトリック・ハリス(『ママと恋に落ちるまで』)、ジェシー・タイラー・ファーガソン(『モダン・ファミリー』)ら多くの業界人が、本作を多くの人に鑑賞してもらいたいという思いから自費で映画館を貸し切って無料上映会を開催したことが大きな話題となった作品。

主人公は明るい家族に囲まれて育ったごく普通の高校生サイモン。同性愛者であることをカミングアウトできずにいた彼は、同じ高校に匿名の‟ブルー"というゲイの同級生がいることを知り、思い切って連絡を取ることに。メールのやり取りでブルーに惹かれていくサイモンは彼の正体が気になり始めるが、同級生にメールを見られてしまい、自分の女友達リアとの恋を取り持つよう、その同級生から脅される...というストーリー。

映画の続編とも言えるこのドラマ版『Love,ヴィクター』は同じクリークウッド高校が舞台になるが、ヴィクターという新しいキャラクターが主人公として物語を繰り広げる。転校生のヴィクターは、新しい街で、自身のセクシャリティに関して苦悩したり、家族や学校で色々と起こることに日々対応したりしながら自分探しをするという。

そんなヴィクターを演じるのは、若手俳優のマイケル・チミノ(『アナベル 死霊博物館』)。そしてヴィクターの母親イザベル役は、人気コメディドラマ『アグリー・ベティ』で主人公ベティの姉ヒルダを演じたアナ・オルティスが、父親アルマンド役にはジェームズ・マルティネス(『ブレイキング・バッド』)が決まっている。ヴィクターの兄弟であるピラー役にイザベラ・フェレイラ(『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』)、エイドリアン役に新鋭若手俳優のマテオ・フェルナンデス、そして友人のレイクとミア役にそれぞれ、ビービー・ウッド(『New Normal おにゅ~な家族のカタチ 』)と『THIS IS US/ディス・イズ・アス』で若い時のベスを演じているナオミ・ヒルソンが出演する。

今回出演が決まったソフィは、ヴェロニカという名前の女性で、ミアの父親のガールフレンドという役柄を演じる。ヴェロニカは親しみやすいが、強い意志を持ったタフな女性で、慈善団体で懸命に働いている。映画版で脚本を執筆したコンビ、エリザベス・バーガーとアイザック・アプテイカーがドラマ版の脚本と製作総指揮、ショーランナーを手掛ける。二人は、『THIS IS US』の脚本とプロデュースも担っている。

ディズニーの新配信サービス「Disney+」は、米国でいよいよ来月11月12日(火)にローンチ。大ヒット映画のドラマ版となる本作は、2022年1月よりDisney+ (ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:ソフィア・ブッシュ© NYCM/FAMOUS