『クルーレス』『ゴシップガール』に続く!?『GCB~キラめく女の逆襲バトル~』の高校生版を製作へ

キム・ガトリンによる小説「Good Christian Bitches」をドラマ化した『GCB ~キラめく女の逆襲バトル~』の舞台を高校へ移し、映画『クルーレス』やドラマ『ゴシップガール』を彷彿とさせる新作ドラマが米CWで製作されることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

ガトリンによる半自伝的小説をドラマ化した『GCB』は、夫が詐欺事件を起こした挙句に事故死してしまい、妻のアマンダは故郷ダラスに帰るハメに。そして、高校時代に自分がいじめた元同級生たちに逆襲の標的にされてしまう...というブラックコメディだ。

そのリブート版はダラスの名門私立キリスト教系高校を舞台に、『クルーレス』『ゴシップガール』を思い起こさせるトーンとなり、聖職者の娘で無神論者の主人公が転校してきたことで、学園の人気者女子3人組が主人公のせいで自分たちの生活が台無しになったと非難し、‟戦争"が勃発する様が描かれるという。

『SEX AND THE CITY』『ビバリーヒルズ高校白書/ 青春白書』でクリエイターを務めたダーレン・スター、ジョードン・ナーディーノ(『クワンティコ』)、アーロン・カプラン(『サンタクラリータ・ダイエット』)、ダナ・オーナー(『A Million Little Things(原題)』)が製作総指揮を担う。

スターとカプランは米ABCで2012年に放送されたオリジナル版でも製作総指揮を務めたが、シーズン1で打ち切りに。その後にカプランの製作会社Kapital Entertainmentが小説の権利を獲得し、再びスターと新しい脚本家と組んで新たなバージョンに取り掛かっていたとのこと。米CWで進んでいた同プロジェクトは、テキサス州オースティンのヒップな教会の聖職者と教区民を描くシリーズになるはずだったが、パイロット版の製作にも至らなかったそうだ。

『SEX AND THE CITY』のクリエイターが手掛け、『クルーレス』『ゴシップガール』を彷彿とさせる『GCB ~キラめく女の逆襲バトル~』のリブート版は一味違った学園ドラマになりそうなだけに、ぜひシリーズ化されることを期待したい。なお、先日当サイトでもお伝えしたが、全10話となるリブート版『ゴシップガール』は新配信サービスHBO MAXで製作が決定している。また、映画『クルーレス』のリブートも米CBSで進行中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゴシップガール』 (c)Warner Bros. Entertainment Inc.