米CWの青春サスペンスドラマ『リバーデイル』の製作スタッフが、ヴィクトリア朝版『X-ファイル』とも言える新作ドラマ『The Shelley Society(原題)』と、1960年の映画『吸血鬼ドラキュラの花嫁』のリブート版『The Brides(原題)』を、米Warner Mediaの新配信サービス「HBO Max」で製作することが分かった。米Deadlineが報じている。
『リバーデイル』でクリエイターを務めるロベルト・アギーレ=サカサと、脚本を担うテッサ・リー・ウィリアムズとジェームズ・デュウィルが手掛ける『The Shelley Society』は、ゴシックホラーとティーンの恋愛ドラマを合わせたスタイルとなり、ゴシック小説「フランケンシュタイン」の作家をモデルにした同姓同名のメアリー・シェリーが主人公になる。
ヴィクトリア朝版『X-ファイル』と称される本シリーズでは、メアリーが恋人パーシー・ビッシュ・シェリーやバイロン男爵らロマン派のアウトローと一緒に、自身が生み出したフランケンシュタインの怪物をはじめとするモンスターや超常現象と戦う姿が描かれるという。
一方の『The Brides』は、映画『吸血鬼ドラキュラの花嫁』を現代的かつセクシーにリブートしたシリーズとなり、力強く多様性に満ちた3人の女性を主人公に、ドラキュラの物語が綴られるとのこと。ホラー要素をたっぷり備えた本シリーズは、パワーを与えられた不死身の女性と、伝統に反した一家が富と名声、そして遺産を守るさまを追うヴァンパイア・メロドラマだと紹介されている。
こちらではアギーレ=サカサが脚本を手掛け、『リバーデイル』『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』で彼がタッグを組んでいるグレッグ・バーランティと再びコラボレーションすることが決定している。
『The Shelley Society』と『The Brides』が製作される「HBO Max」では続々と新作ドラマの製作が発表されており、本国アメリカで2020年春よりサービスが開始される予定だ。(海外ドラマNAVI)
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『リバーデイル』
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