Netflixの大作ファンタジードラマ『ウィッチャー』に主演するヘンリー・カヴィルは、DCスーパーヒーロー映画『マン・オブ・スティール』や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でスーパーマンを演じ、ドラマ『THE TUDORS ~背徳の王冠~』ではヘンリー8世の親友で寵臣の騎士チャールズ・ブランドンに扮するなど、ドラマや映画界で活躍する人気俳優。新作ドラマシリーズで主人公ゲラルトを演じるにあたり、ヘンリーはかなり役作りに入れ込んでいたようで、そんな彼の努力をプロデューサーが称賛している。英Digital Spyが報じた。
『ウィッチャー』は、人気RPG「ウィッチャー」シリーズの原作としても知られているアンドレイ・サプコフスキによるダーク・ファンタジー小説のドラマ化となり、モンスター・ハンターとして旅を続ける超人的な力を秘めた凄腕"ウィッチャー"のゲラルトが、暴力だけでなく陰謀と策略が渦巻く戦国の世界で己の居場所を求めて戦う姿が描かれる。
本シリーズで製作総指揮を務めるトーマス・バギンスキーが、ヘンリーの役作りについて語っている。
「(ロケ地の)ハンガリーでヘンリーは、撮影セットに隣接したトレーラーで数週間も寝泊まりしていた。撮影中ブダペストのホテルに戻らなかったから、毎日1時間節約できた。だから、ほとんど彼は『ウィッチャー』の世界にいたことになり、そんな役作りをする俳優は滅多にいない。彼は努力する俳優で何をすべきかをわかっているし、素晴らしいシーンを生み出してくれるんだ」とコメントし、すっかりヘンリーの仕事ぶりに感銘を受けていた。
そして、ドラマ版の予告編を見た原作者のサプコフスキは、「サプライズが好きだから、まだパイロット版すら見てないんだが、予告編と同じぐらいシリーズが美しいなら傑作になるだろう」と言い、かなり作品の仕上がりに期待しているようだ。
ヘンリーの脇を固める主要キャストは、妖術師イェネファー役を演じるアーニャ・シャロトラ(『アガサ・クリスティー ABC殺人事件』)と、シリ役に扮するイギリス出身の新進女優フレイヤ・アーランだ。
Netflixの『Marvel デアデビル』で脚本を手掛けたローレン・シュミット・ヒスリックがクリエイターを務め、メガホンを取るのはアリク・サカロフ(『ゲーム・オブ・スローンズ』)とシャーロット・ブランドストーム(『アウトランダー』)。
すでにシーズン2へ更新が決定している『ウィッチャー』シーズン1は、Netflixにて12月20日(金)より配信スタートする。(海外ドラマNAVI)
Photo:Netflixオリジナルシリーズ『ウィッチャー』 12月20日(金)より全世界同時配信開始 © Katalin Vermes/Netflix