『ゲーム・オブ・スローンズ』のあのヴィラン、『アメリカン・ゴッズ』シーズン3に出演!

大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で、第三章から悪役のラムジー・ボルトンを演じたイヴァン・リオンが、米Starzの神をテーマにした『アメリカン・ゴッズ』シーズン3に出演することが明らかとなった。

英作家ニール・ゲイマンの小説をドラマ化した『アメリカン・ゴッズ』は、北欧神話やインド神話などに登場する古き神々と、現代文明から生まれたコンピューターやメディアといった新しい神々との戦いが描かれる異色ドラマシリーズ。

そのシーズン3でイヴァンは、魅力的で性格の良いレプラコーン(妖精)のリアム・ドイルというキャラクターを演じるが、現時点では詳細は明かされていない。イヴァンは、シーズン2で降板したレプラコーンのマッド・スウィーニーに扮したパブロ・シュレイバーの代わりに登場することになるという。

新シーズンにはイヴァンに加え、ゴス・ロックシンガーのマリリン・マンソンがオーディンに仕える北欧の猛戦士ヨハン・ウェングレン役で出演。また、グウィネス・パルトローの母親としても知られるブライス・ダナー(『パトリック・メルローズ』)がギリシャの収穫の女神デメテルを演じ、ミスター・ウェンズデーと過去に因縁があるという役どころ。そしてリーラ・ローレン(『POWER/パワー』)が、主人公シャドウ・ムーン(リッキー・ウィトル『 The 100/ハンドレッド』)の隣人マルグリット・オルセンに扮することが決定している。

イヴァンは、SFダークコメディドラマ『Misfits/ミスフィッツ - 俺たちエスパー!』のサイモン役で注目され、『ゲーム・オブ・スローンズ』を降板後は、米ABCによる『マーベル インヒューマンズ』でマクシマス役を演じるが、残念ながら本シリーズはシーズン1で打ち切りに。映画界でも活躍するイヴァンは、恋愛映画『ベルリン、アイラブユー』や戦争映画『バトル・オブ・ブリテン 史上最大の航空作戦』などにも出演し、Netflixの音楽伝記映画『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』では、80年代の人気LAメタルバンド、モトリー・クルーのギタリストであるミック・マーズを演じていた。

イヴァンが新キャストとして加わる『アメリカン・ゴッズ』シーズン3は、米Starzにて2020年に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:イヴァン・リオン (c)Chris Floyd