2019年、最もツイートされた人気ドラマは？トップ10が発表！

年の瀬が近づくと「今年の〇〇トップ10」などのランキングが話題となるが、「2019年に最もツイートされた人気ドラマ・番組のトップ10が発表されたので紹介したい。米Comicbook.comが報じている。

2019年に最もツイートされた人気番組トップ10

10位：『ナルコス』

コロンビア出身のエスコバルを主人公にしたNetflixオリジナルのハードコア犯罪ドラマ。タイトルにもなっている「ナルコス」は「麻薬密売人」という意味。実在するその元締めの複雑で壮絶な人生を描く。全3シーズンを配信中。

9位：『ウォーキング・デッド』

ウォーカーと呼ばれるゾンビがはびこる終末世界に生き抜く生存者たちをヒューマン・タッチで描く、2010年に米AMCで放送スタートしたシリーズ。ゾンビのクオリティや過激なシーンはケーブルTV局ならでは。常に死の危険と隣り合わせという世界に生きているという緊張感が魅力。本国でシーズン10を放送中。日本では2020年2月24日（月・祝）よりシーズン10の後半エピソード（第9話目以降）をFOXチャンネルにて最速放送。

8位：『ファミリー・ガイ』

「家庭思いの男」というタイトルだが内容はかなり過激な、1999年に始まった米FOXのアニメーション。グリフィン一家のドタバタを描くコメディで、『宇宙探査艦オーヴィル』で主演・脚本・製作総指揮をこなすセス・マクファーレンが、グリフィン家の父親ピーターをはじめ、1歳の息子のステューウィーや、グリフィン家の天才犬ブライアンなど、多くのキャラクターの声を担当している。現在本国でシーズン18を放送中。

7位：『キャットフィッシュ～リアルレポート ネット恋愛の落とし穴～』

本作でホストを務めるニーブは、2010年のドキュメンタリー映画『Catfish』で自身のネット上の恋人が全くの別人だったことを突き止めるまでをカメラに収めて話題になった人物。そんな彼がTVシリーズ版では"私が恋した相手、本当に存在しているのだろうか？"といった悩みを抱える若者を助けるため相談者に会いに行くドキュメンタリー番組。Huluで全7シーズンを配信中。

6位：『Love Island（原題）』

マヨルカ島を舞台に、出演者同士がカップル成立を競いバトルを繰り広げる、イギリス発の恋愛リアリティショー。一般人ながらセクシーな男女が多く出演することで注目を集めている。誰ともカップルにならずシングルのままでいるメンバーは強制退去させられることもある...かなり過激なカップリング番組。

5位：『グレイズ・アナトミー』

シアトルの大病院を舞台に、主人公で外科医のメレディス・グレイ（エレン・ポンピオ）がインターンからやがてはレジデントへと成長していく過程の中で、仕事や恋に悩みながら同僚たちと共に前に進んでいく姿を描く大ヒット医療ドラマ。現在、シーズン16が本国で放送中、シーズン17への更新も決定している。米ABCのプライムタイムドラマにおいて同局史上最長＆『ER 緊急救命室』を抜いて医療ドラマおいても最長シリーズとなった。Netflixでシーズン1～12を、HuluとAmazon Prime Videoでシーズン1～13を、U-NEXTではシーズン1～14までを配信中。

4位：『ペーパー・ハウス』

「教授」と呼ばれる謎の男が強盗計画を立て、犯罪歴などがある男女8人を集めて、スペインの王立造幣局へ強盗に入る。造幣局で人質を取って11日間も籠城するのだが、その中で警察だけでなく人質も騙しながら、史上最大の強盗計画が着実に進められていく――。スペイン発のクライム・サスペンスは、シーズン1から3までをNetflixで配信中。シーズン4は現地時間2020年4月3日に配信予定。

3位：『シンプソンズ』

1989年の放送開始以来、数々の賞に輝き、アニメ界を席巻し続けてきた本作。架空の街、スプリングフィールドに済むシンプソン一家の奇想天外な日常生活を描き、世界70か国以上で放送されている。キャラクター設定もストーリーも強烈に型破りで、劇中には家族や社会、政治等に対する風刺やブラックユーモアと、しっかりとしたメッセージが込められており、批評家からも高い評価を受けている。世界一お騒がせなシンプソン一家が繰り広げる爆笑コメディ・アニメーション。

2位：『ストレンジャー・シングス　未知の世界』

1980年代、米インディアナ州の田舎町が舞台。地元の少年が突然失踪し、彼の家族や仲間が行方を捜索するうちに、次々と奇妙な現象が起こり...。少年たちと謎の少女イレブンの不思議な冒険を描くNetflixオリジナルシリーズ。最新のシーズン3は、配信開始からわずか4日間で全世界4070万もの会員が視聴するなど記録的な数字をうちたてた。

1位：『ゲーム・オブ・スローンズ』

七王国を舞台に王座をめぐり様々な裏切りや策略、戦い、家族や友人の絆が描かれる大河ファンタジー。魔女やドラゴンが登場する一方で、ドロドロの人間関係が繰り広げられる。確固たる世界観を確立したその映像美と予測不可能な展開が批評家、ファンの双方から支持され、社会現象となった。

Twitter社がリリースした報告書によると、ナンバーワンの座に輝いたのは、米HBOで今年5月にファイナルシーズンとなる第八章が放送された『ゲーム・オブ・スローンズ』。

本年度第71回のエミー賞で史上最多となる32ノミネートを果たし、第68回の記録と並ぶ12冠を達成するなど高い評価を得ているシリーズだが、最終章はファンとメディアの間で賛否両論となり、スタッフが処理し忘れたコーヒーカップが映り込む失態などもあり、一番ツイートされた番組となった。

2位にランクインした『ストレンジャー・シングス』は、7月にシーズン3が配信スタートし、2019年に最もNetflixで視聴された番組の1位にランクインしており、その結果がSNSでの話題ぶりにも反映されたようだ。

そして、シーズン11への更新が決定した『ウォーキング・デッド』は意外と低い9位に留まっているが、シーズンごとに視聴率が低下していると報じられており、SNSでもファンがあまりシリーズについてコメントしなくなっているのではないかと見られている。

なお、2020年に『ウォーキング・デッド』の第2弾スピンオフとなる『Walking Dead：World Beyond（原題）』が、米AMCにて放送開始される予定。そして『ゲーム・オブ・スローンズ』は、新スピンオフ『House of the Dragon（原題）』がシリーズ化されることが発表されている。（海外ドラマNAVI）