シリーズ化決定!『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』についてわかっていること

大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフとなる『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』(U-NEXTにて8月22日より独占配信スタート)のシリーズ化が先日決定したが、米EWが新作について分かっていることをまとめているので紹介しよう。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』とは?

新作スピンオフは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作「氷と炎の歌」シリーズの著者、ジョージ・R・R・マーティンによる2018年に出版された「炎と血」を題材にしている。本著は、『ゲーム・オブ・スローンズ』よりも300年前を舞台にターガリエン一族の歴史を描いた作品で、150年にわたる物語が綴られているが、第1作では同家の歴史の半分しか伝えられていないという。第2作では、ロバートの反乱が起こるまでの一族の物語が描かれる予定だ。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の物語は?

EWの「炎と血」のレビューによると、小説はターガリエン家の曾祖父の叔父エイゴンの到来から始まり、『ゲーム・オブ・スローンズ』の途中に差し掛かった頃の150年後で物語が終わるとのこと。エイゴンと彼の妹であり妻でもあるヴィセンヤとレイニー、ファンタジーの原型となる聖なる三位一体:信頼できる支配者と帝国の戦士、夢見る冒険家などが登場し、ターガリエン家の子孫について綴られているとのこと。

ドラマ版は原作のようになるのか?

もし、原作通りにシリーズが撮影された場合、ターガリエン家のリーダーが台頭しては勢力を失う度に主役が2~3話ごとに変わる可能性があるという。だが、ドラマ版は主に特定の期間と主要キャラクターにフォーカスすると考えられ、EWはドラマ版では "ドラゴンのダンス"や"ターガリエン家の内戦"といった、ターガリエン家の統治において最も劇的な出来事が中心に描かれると耳にしたそうだ。

ターガリエン家の内戦とは?

『ゲーム・オブ・スローンズ』では、スタニス・バランシオンが娘シリーンにターガリエン家の歴史の本を読むシーンが登場している。その場面ではターガリエン家の内戦について、ラエラ・ターガリエンと彼女の異母兄弟エイゴンによる鉄の玉座を巡る戦いの物語だとの説明があった。

ドラマ版はターガリエン家についてしか語られないの?

ターガリエン家だけでなく、その時代に存在していた他の一族についても描かれることは間違ないと見られている。例えばスターク家とラニスター家は、ターガリエン家の内戦にも関与しており、グレイジョイ家とバランシオン家、タイラル家ほかも関わっているという。

ドラマ版の製作チームの顔ぶれは?

本シリーズは、原作者のマーティンとライアン・J・コンダル(『COLONY/コロニー』)がプロデューサーを務め、もともと『ゲーム・オブ・スローンズ』で脚本を務めたブライアン・コグマンが原案を練ったとのこと。『ゲーム・オブ・スローンズ』で監督を務めたミゲル・サポチニクが第1話をはじめとするエピソードでメガホンを取り、コンダルと共同でショーランナーも務める予定だ。

エピソード数は?

シーズン1は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の第一章と同じく10話分が発注されている。

誰が出演するの?

現時点で出演キャストは発表されていないが、オリジナルシリーズの時代設定よりも何百年も前が舞台になるため、『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャストは出演しないだろう。しかし、本家に登場したメリサンドルは年齢が何百歳にもなるため、登場する可能性があるかもしれない。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は8月22日(月)よりU-NEXTにて独占配信。U-NEXTでは、『ゲーム・オブ・スローンズ』全8シーズン、レンタル&見放題配信中。原作小説「氷と炎の歌」及び「炎と血」も配信中。(海外ドラマNAVI)

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(2022年8月時点での情報です)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』 Game of Thrones (c) 2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related service marks are the property of HomeBox Office, Inc. Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.