『ウォーキング・デッド』原作者が、新作アメコミを映画化へ

大人気サバイバル・パニック・ドラマ『ウォーキング・デッド』の原作者で、製作総指揮を務めているロバート・カークマンが、新たな映画製作の契約を結んだようだ。米Comicbookなど複数のメディアが報じている。

カークマンは、2020年3月11日に刊行される「Stealth(原題)」という新作コミックを、ユニバーサル・スタジオと映画化に向け、始動した。

「Stealth」は、主人公ステルスを描き、彼は何十年もの間、デトロイトで犯罪との戦いを繰り広げてきたが、今では正義を追求しすぎていた。だが、その理由はアルツハイマーを患っている彼の父親にあった。父親は、この街にはもはやステルスは必要なヒーローではないということを受け入れたがらないでいたから。そのことを知っているのはレポーターのトニー・バーバーだけで、敵はこのヒーローがリタイアするのを待っているという状況にあるという物語。

ストーリーをマイク・コスタ、イラストをネイト・ベレガルドとタムラ・ボンヴィリアン、そして表紙をジェイソン・ハワードが担当している。

そして、映画版の脚本を担うのは、『アイアンマン』や『カウボーイ&エイリアン』『エクスパンス -巨獣めざめる-』を手掛けているマーク・ファーガスとホーク・オストビーのペア。監督は、『大統領の執事の涙』や『Empire 成功の代償』のリー・ダニエルズ。製作総指揮には、カークマンと『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』のデヴィッド・アルパート、『殺しのナンバー』や『デイブレイカー』のブライアン・ファーストとショーン・ファーストらが務める。現時点では新作コミックの映画版「Stealth」の公開予定日などは、決まっていない。

カークマンとユニバーサルがチームとなるのは今回が初めてではない。『ウォーキング・デッド』のシーズン9途中で退場した主人公リック・グライムズ(アンドリュー・リンカーン)が登場する映画版の製作もチームとなり進めている。


映画版「Stealth」の新たな情報が入り次第順次お伝えしていきたい。カークマンが製作する『ウォーキング・デッド』シーズン10は、後半(9話目以降)が2020年2月24日(月)よりFOXチャンネルでスタート。(海外ドラマNAVI)

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新作コミック「Stealth」