パトリック・スチュワート、最初は『スター・トレック』に戻って来るつもりはゼロだった!心変わりの理由とは?

『新スター・トレック』のジャン・リュック・ピカード艦長のその後を描くスピンオフ版『Star Trek: Picard(原題)』に、パトリック・スチュアートが続投することで大きな話題となっている。だが、かなり前にパトリックはピカード役を卒業することを心に決め、カムバックするつもりはまったくなかったと明かしている。では、その心変わりの理由とは何だったのだろうか? 英Digital Spyが報じている。

TV映画『新スター・トレック』シリーズの最終章『ネメシス/S.T.X』の20年後が舞台となるという『Star Trek: Picard』への出演について、米Vultureのインタビューでパトリックがスピンオフ出演に至った経緯を語っている。

「ずっと前に、『スター・トレック』とピカードとの時間は終わったとけじめをつけていたんだ。私はシリーズでキャラクターを演じるにあたり、出来得る限りのすべてのことをやったからね」とコメントした。そしてパトリックは、スピンオフ版のプロデューサーと実際に会い、最初は復帰についてハッキリと断ったのだという。

しかし、アレックス・カーツマンとアキヴァ・ゴールズマンに『『Star Trek: Picard』のビジョンを聞かされ、帰る頃には気が変わっていたとのこと。「たくさんアイディアがあってね。ミーティングが終わって帰る時に、私のエージェントに、"製作スタッフに、私が彼らのアイデアを読んで分析し考えられるように、全部書類にしてくれるよう頼んでもらえるかな?"と言っていたよ」と、スピンオフ版のコンセプトに心を動かされたと述べていた。

その後、スピンオフ版への出演について考えたパトリックは、スタッフとミーティングを重ねて話を詰めていった結果、「新作シリーズは、『新スター・トレック』のパート2にはならない」ことを確信し、「イエス」と返事をしたそうだ。

スピンオフには、社会派ドラマ『ニュースルーム』などに出演しているアリソン・ピル、ベネズエラ出身のサンティアゴ・カブレラ(『マスケティアーズ』)、ミシェル・ハード(『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』)、英出身のハリー・トレッダウェイ(『ミスター・メルセデス』)らがレギュラーとして登場する。

ついにパトリックがピカード役でカムバックする姿を目にできる『Star Trek: Picard』は、1月23日(木)に米CBS All Accessにて配信スタート予定。日本では、1月24 日(金)よりAmazon Prime Videoで配信開始。(海外ドラマNAVI)

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