『アベンジャーズ』ロキ主演ドラマにマーベル初のトランスジェンダーが登場!?

マーベル映画『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズでおなじみのキャラクター、ロキを主人公にした配信サービス「Disney+」の新リミテッドシリーズ『Loki(原題)』に、マーベル初のトランスジェンダーキャラクターが登場すると、Illuminerdiが伝えている。

同メディアによれば、マーベルはトランスジェンダー俳優を以前から探しており、当初は『マイティ・ソー』シリーズ4作目『Thor: Love and Thunder(原題)』のためかと思われたが、ロキに関連したキャラクターだという新情報が入ったとのこと。


そのキャラクターとは、2015年にマーベル・コミックスに初登場したセラ。当初は男性だったが、のちに女性へと姿を変えている。コミックスでのセラは、ソーやロキの父であるオーディンの娘の一人、アンジェラと関わりを持っているため、その流れでロキと絡むことになったようだ。セラは『Loki』で重要な役どころを務めるだけでなく、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)へも今後出演する可能性があるという。

MCUを統括するケヴィン・ファイギは昨年末、マーベル作品にトランスジェンダーのキャラクターを登場させると示唆。2020年11月に全米公開予定の『Eternals(原題)』の話かと思われたが、のちにスタジオ側はもう少し時間がかかることを匂わせていた。

なおキャストとしては、引き続きトム・ヒドルストンがロキを演じるほか、英国女優のソフィア・ディ・マルティーノ(『イエスタデイ』)の名前も報じられているが、その役柄は不明だ。

トムが12月下旬に自身のInstagramで『Loki』のプリプロダクションは始まっていると明かしていたため、近日中に同役のキャスティングを含めて続報が入ることになるのではないだろうか。『Loki』は「Disney+」にて2021年春に配信スタート。(海外ドラマNAVI)

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トム・ヒドルストン
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