ニーガンは死を望んでいた!?『ウォーキング・デッド』を語り尽くす『トーキング・デッド』

大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の全米での放送直後にキャストやスタッフをゲストに迎えて同作の貴重な裏側が語られるトークショー『トーキング・デッド』。本家のシーズン10後半に合わせて、同番組の新エピソードもHuluにて3月5日(木)0:00より順次配信となる。『ウォーキング・デッド』シーズン10第9話「暗闇」の放送直後に収録された第9回の内容をちょっとだけご紹介しよう。(※本記事は『ウォーキング・デッド』シーズン10第9話までのネタばれを含みますのでご注意ください)

この回のゲストは、コニー役のローレン・リドロフ、ジェリー役のクーパー・アンドリュース、そして「暗闇」の監督を担当したマイケル・E・サトラゼミス。

今回のエピソードでは真っ暗な洞窟のシーンが印象的だが、その撮影では「懐中電灯やマッチの光を使って、光の量をかなり細かく計算した」とサトラゼミス監督。撮影前にはあるジュースをキャスト全員が読んだんだとか。また、キャロルが頭上に現れたアルファを見て恐ろしい叫び声を上げるところは、その後の流れを決めるような重要な場面でありながら、キャロルを演じるメリッサ・マクブライドが最初に演じた時は、シリアスな場面にもかかわらず彼女が笑わそうとするため監督は「笑いが止まらなくなった」と振り返る。今回はそんなキャロルの新たな側面が明らかになるが、番組内のトリビアコーナーによればそれはメリッサが発案したものだそう。

全米で11月公開予定のマーベル映画『Eternals(原題)』への出演が決まっているローレンは、コニーとマーベル映画の役柄の違いについて聞かれ、「二人ともすごく強くてタフな女性なの。どちらも仲間と一緒に行動しているし、共通点が多いのよ。でもマーベルの役はスーパースーツ姿で、コニーは薄汚れてる」と笑顔で返答。また、コニーがキャロルの手に"大丈夫"と綴るシーンはローレンにとってお気に入りの場面で、「初めて脚本で読んだ時、涙がこみ上げてきた。人間愛を感じてすごく感動したの」と回想している。

「暗闇」でジェリーに何度も危機が迫ったことについて、クーパーは「終わりだと思った。もう死ぬと思って怖かった」と吐露。それに続くシーンの脚本を読んだ時は思わず涙がこぼれたとも明かした。実はクーパーはドラマ好きらしく、『LOST』『バフィー~恋する十字架~』という人気ドラマを引用する場面も。また、撮影現場の映像ではもう一人のジェリー(!)が出現。ジェリーが武器に様々なミュージシャンの名前を付けていることも判明した。

なお、ニーガンは今回なんと野外トイレに突き落とされるが、演じるジェフリー・ディーン・モーガンによれば、あれはニーガンにとって最悪の出来事で「落とされるくらいなら殺された方がマシだったろう」とのこと。そんなニーガンについてアルファ役のサマンサ・モートンがなんと語っているのかも、ぜひ聞いてみてほしい。

そのほかにも、今回誕生(?)した新カップルに対するキャストやファンの反応、ダリル役のノーマン・リーダスのインタビュー、4月12日(日)より全米でスタートする新スピンオフ『The Walking Dead: World Beyond(原題)』の予告映像も流れるなど今回も内容盛り沢山なので、番組内で確認してみてはいかがだろう? 『トーキング・デッド』の該当エピソードは3月5日(木)0:00よりHuluにて配信。なお、Huluでは『ウォーキング・デッド』とノーマンがホストの旅番組『ライド with ノーマン・リーダス』も配信中だ。(海外ドラマNAVI)

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『トーキング・デッド』
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