『フレンズ』コートニー・コックス、次に演じるのはかなりワイルドな売れない小説家

大ヒットシットコム『フレンズ』のモニカ役でおなじみのコートニー・コックスが、米Starzのホラードラマ『Shining Vale(原題)』に出演することが明らかとなった。そのワイルドな役どころについて米TV Lineが報じている。

まずはパイロット版の製作となる『Shining Vale』の主人公は、‟レディ・ポルノ"と称される、麻薬と酒にまみれた女性のエンパワーメントを描く小説で名声を得たパトリシア・‟パット"・フェルプス。

ワイルドな過去を捨ててから17年後、すっかりクリーンでしらふになったが満たされないパットは、2冊目の小説を書けないでいた。反抗期の子どもを抱えて夫婦関係もご無沙汰になっていたパットが、若くて魅力的なアーティスト兼便利屋、ミュージシャンでもある隣人と15晩にわたり熱い不倫関係を持ってしまう。こうして、パットは結婚生活を救うために都市から田舎町にある古い家に家族と引っ越すのだが、そこは邪悪とユーモアが共存する家だった――。

共同で脚本を手掛けるのは、『ヴェロニカ"s クローゼット』で製作総指揮を務めたジェフ・アストロフと、サラ・ジェシカ・パーカーが主演した離婚ドラマ『Divorce/ディボース』)でクリエイターを担ったシャロン・ホーガン。アストロフは『フレンズ』でペンを執ったことがあることから、コートニーとタッグを組むのは2度目となる。

以前にコートニーは、ホラー映画『スクリーム』シリーズでレポーターのゲイル・ウェザーズを演じており、すでにホラー作品は経験済みだ。その他にはゴシップ誌の編集長ルーシー・スピラーを描いた米FXのドラマ『Dirt』に主演し、ファミリー・コメディドラマ『クーガータウン』では6シーズンにわたりシングルマザーの主人公を演じた。

なお、先日当サイトでもお伝えしたが、コートニーがブレイクするきっかけとなった『フレンズ』の25周年を記念するリユニオン番組が、米HBO Maxで製作されることが正式に決定。主要キャスト6人の出演料は、一人当たり少なくとも250万ドル(約2億7500万円)になると報じられていた。(海外ドラマNAVI)

Photo:コートニー・コックス©NYCM