ルーク・エヴァンスの言葉が現実のものに!『ワンス・アポン・ア・タイム』クリエイターが『美女と野獣』の前日譚をドラマ化

昨年開始以降、次々に話題作を配信しているDisney+が、2017年に大ヒットしたミュージカル映画『美女と野獣』の前日譚を製作することがわかった。米ABCの人気ファンタジードラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』のクリエイターであるエドワード・キッツィス&アダム・ホロウィッツのコンビが手掛ける。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが伝えた。

前日譚で語られるのは、『美女と野獣』の世界を拡大し、ガストンとル・フウに焦点を当てる物語。全6話構成となり、エマ・ワトソン&ダン・スティーヴンス主演の実写版映画でガストンを演じたルーク・エヴァンスと、ル・フウを演じたジョシュ・ギャッドが続投する。

ルークは映画の公開当時に、「だれかとずっとペアで演じるという経験がこれまでなかったから、この映画ではその1秒1秒全部が楽しかったんだ。ものすごくスペシャルな体験になった。だから間違いなくここからスピンオフが作られると思うよ」と語っており、今回その言葉が現実のものとなった。

現時点では、ルークとジョシュ以外の映画版キャストが参加する予定はないが、ゲスト出演する可能性は否定できない。ジョシュはキッツィス&ホロウィッツとともに製作総指揮も務めるとのこと。また、数々の名曲を生み出し、同作の「Beauty and the Beast」でアカデミー賞作曲賞を受賞したアラン・メンケンも復帰する予定。

キッツィスとホロウィッツが手がけた『ワンス・アポン・ア・タイム』には、様々なおとぎ話のキャラクターが登場するが、『LOST』でクレア・リトルトン役で知られるエミリー・デ・レイヴィンが『美女と野獣』のヒロイン、ベル(/レイシー)に扮していた。

ガストン役が話題を呼んだルークは、昨年も大活躍でNetflixの『マーダー・ミステリー』をはじめ、5本の映画が公開。現在は、米TNTの犯罪ミステリードラマ『エイリアニスト』の新シーズンとなる『The Angel of Darkness(原題)』に参加している。一方のジョシュは声優としても大活躍。特に2019年は過去に大ヒットした映画の続編が次々と公開し、『僕のワンダフル・ジャーニー』(ベイリー役他)、『アナと雪の女王2』(オラフ役)、『アングリーバード2』(チャック役)で再びお馴染みの役に扮した。

Disney+の登場により、大ヒット映画からフランチャイズが生まれることも珍しくなくなる? 今後の展開にも期待したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『美女と野獣』(c)2016 Disney. All Rights Reserved.