あのシャーロック・ホームズ俳優も出演...チャールズ・ディケンズの名作「二都物語」がドラマ化

英国の文豪チャールズ・ディケンズの代表作「二都物語」のTVシリーズが製作されることが分かった。ベストセラー小説「ライラの冒険」を元にしたファンタジー・アドベンチャーシリーズ『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』の脚本家ジャック・ソーンが脚本・製作総指揮を務めるという。米Deadlineが伝えた。

1859年に発表された「二都物語」にインスピレーションを得た本作は、18世紀のフランス革命中のロンドンとパリが舞台。原作では、18年間パリのバスティーユ牢獄に投獄されていたフランス人医師のマネットとその娘ルーシー、イギリスの亡命貴族ダーニーと弁護士のカートンという4人を中心に物語が展開する。

ソーンは、Amazonのアンソロジーシリーズ『フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ』や映画『ワンダー 君は太陽』で脚本を執筆。『博士と彼女のセオリー』の主演コンビ、フェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが再共演したアドベンチャー映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』では原案・脚本・製作総指揮を務めている。なお、ディケンズ作品を手掛けるのはこれが初めてではなく、かつて舞台版「クリスマス・キャロル」の脚本を担当していた。

ディケンズの作品といえば、これまでに「オリバー・ツイスト」「デイヴィッド・コパフィールド」「大いなる遺産」「クリスマス・キャロル」「エドウィン・ドルードの謎」「リトル・ドリット」「荒涼館」など多くのストーリーがドラマや映画化、あるいは舞台化されている。2017年の映画『Merry Christmas! ~ロンドンに奇跡を起こした男~』では、ディケンズが「クリスマス・キャロル」を書き上げるまでが描かれ、『レギオン』のデヴィッド・ハラー役や『ダウントン・アビー』のマシュー・クローリー役で知られるダン・スティーヴンスがディケンズに扮していた。

「二都物語」も1911年のサイレント映画を皮切りに10回以上映像化され、1934年の映画(『嵐の三色旗』)ではシャーロック・ホームズ俳優として有名なベイジル・ラスボーンも出演していた。そんなディケンズの名作が今回どんなドラマとして生まれ変わるのだろうか。(海外ドラマNAVI)

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『嵐の三色旗』(左がベイジル・ラスボーン)
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