『キャリーの日記』キャリー・ブラッドショー役が検事に ジェイミー・ドーナン演じる殺人医師を止められるか

『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』や『フィフティ・シェイズ』シリーズのジェイミー・ドーナンが連続殺人鬼の外科医に扮し、『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』のクリスチャン・スレイターと『30 ROCK/サーティー・ロック』のアレック・ボールドウィンが彼の所業を止める医師を演じるリミテッドシリーズ『Dr. Death(原題)』。注目の新作に出演することが明らかになったキャスト3人を米TVLineが報じている。

本作はポッドキャストの人気番組がベース。実話を元にした本作の主人公は、テキサス州ダラスで神経外科医院を開業したクリストファー・ダンチュ医師。医学界の新星として注目されていたダンチュ医師だが、彼の執刀で手術を受けた患者たちはみな、永久的な障害が残るか死に至ることに。犠牲者の数が山積み状態になった時、外科医二人と若き地方検事補がダンチュ医師を止めるために動き出す...というストーリー。

主人公のダンチュ医師をジェイミーが、ダンチュ医師を止めようと動く神経外科医ロバート・ヘンダーソン役をアレック、もう一人の血管外科医ランダル・カービー役をクリスチャンが演じる。

今回明らかになった追加キャストは、青春TVシリーズ『マンハッタンに恋をして〜キャリーの日記〜』で主人公キャリーを演じたアナソフィア・ロブと、ヒューマンドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』のトビー役でお馴染みのクリス・サリヴァン、メリル・ストリープの娘で『MR. ROBOT』にも出演しているグレイス・ガマー。

アナソフィアは、ダンチュ医師を止めるためにロバート&ランダルと協力することになるダラスの若き地方検事補ミシェル・シュガートに扮する。『SEX AND THE CITY』の主人公キャリー・ブラッドショーの青春時代を描く『マンハッタンに恋をして』で若き日のキャリーを演じ話題を呼んだアナソフィア。子役時代には『チャーリーとチョコレート工場』でガムを噛む姿が印象的な少女バイオレット役で出演していた。

そしてつい先日には、米Huluの新ミニシリーズ『Little Fires Everywhere(原題)』でリース・ウィザースプーン(『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』)扮するエレナ役の若い時代の配役が決まったり、また4月6日(月)に全米でローンチ予定の短編専門動画配信サービスQuibiの新作ホラー『Emma(原題)』に出演することが明らかになるなど、次々に注目作へのキャスティングが決定している今旬な若手女優。

クリスが演じるのは、ダンチュ医師の幼馴染で盲目的に彼を信じ、ファンでもあるジェリー・サマーズ。クリスは『THIS IS US』以外にも、『The Knick/ザ・ニック』にレギュラー出演。また、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』や『ジ・アメリカンズ』、『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』などにゲスト出演している。

グレイスはキム・モーガンという有能な看護師を演じ、仕事でもプライベートでもダンチュ医師の魅惑に引き込まれるという役どころ。『MR. ROBOT』でFBI捜査官ドミニク・"ドム"・ディピエッロ役で知られるグレイスは、新感覚ホラー『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズやSFサスペンスドラマ『エクスタント』、社会派ドラマ『ニュースルーム』などにも登場している。姉のメイミー・ガマー(『グッド・ワイフ』)も女優だ。

ショーランナーはパトリック・マクマナス(『Happy!』)。スティーヴン・フリアーズ(『ヴィクトリア女王 最期の秘密』)が最初の2話でメガホンを取る。

この豪華競演が楽しみな『Dr. Death』は、米国で7月15日よりサービスを開始する米NBCユニバーサルの新配信サービス「Peacock(ピーコック)」で2020年中に配信される予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:アナソフィア・ロブのInstagramより