『オーシャンズ11』アンディ・ガルシア、『エリン・ブロコビッチ』ドラマ版に出演!

1990年の映画『ゴッドファーザーPART III』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、犯罪映画『オーシャンズ』シリーズで富豪のテリー・ベネディクトを演じたアンディ・ガルシアが、米ABCの新作ドラマ『Rebel(原題)』に出演することが分かった。米TV Lineが報じている。

『Rebel』は、ジュリア・ロバーツ主演映画『エリン・ブロコビッチ』のモデルになった実在の女性にインスパイアされた作品。ブロコビッチは法律教育を受けていないハンデをもろともせず、巨大企業を相手に集団訴訟を勝利に導いた。

『Rebel』では弁護士資格を持たない法律アドバイザーで主人公のアニー・"レベル"・ベロが労働者階級のために闘う展開となり、アンディはレベルの相談役となる弁護士のジュリアン・クルスを演じる。ジュリアンは力を持った弁護士でセクシーかつスマート、現実的であらゆる点に秀でたキャラクターだという。ただ、2年前に妻を亡くした彼は伴侶の死から完全には立ち直っておらず、レベルのせいで面倒な事件の弁護を請け負うことになり少々苛立っているという役どころだ。ちなみに、アンディは映画版の主演ジュリアと『オーシャンズ11』で共演している。

すでにレベル役には犯罪ドラマ『サンズ・オブ・アナーキー』のジェマ役で知られるケイティ・セイゲルが、レベルの夫グラディ・ベロ役にはコメディドラマ『SEX AND THE CITY』で主人公キャリーの恋人エイダンを演じたジョン・コーベットが、レベルの義理の妹ラナ役には犯罪捜査ドラマ『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』で検視官のラニを演じたタマラ・ジョーンズが、それぞれキャスティングされている。

大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』で脚本・製作を手掛け、ファミリーコメディドラマ『シェイムレス 俺たちに恥はない』でペンを取ったクリスタ・ヴァーノフが脚本・製作総指揮を担う。製作総指揮にはヴァーノフのほか、モデルになったブロコビッチ本人とアレクサンドラ・シュミット(『Flaws(原題)』)、ジョン・デイヴィス(『ブラックリスト』)、ジョン・スコット(『タイム・ラヴァーズ 時空を繋ぐ指輪』)も名を連ねる。

キューバ出身で現在63歳のアンディは、1980年代の『アンタッチャブル』や『ブラック・レイン』で注目され、主に映画界で活動してきた。しかし近年はドラマ界へも進出し、米HBOのスポーツコメディ『Ballers/ボウラーズ』やAmazonのオムニバスドラマ『モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~』に出演している。現在はコメディドラマ『Flipped(原題)』を撮影中だ。(海外ドラマNAVI)

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アンディ・ガルシア
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