米CBSの大人気アクションドラマ『HAWAII FIVE-0』が現在放送中のシーズン10をもって終了するが、本作のキャストが「撮影終了で感極まってしまった」とその胸の内を明かしている。
シーズン10よりCID(アメリカ陸軍犯罪捜査司令部)の元軍曹クイン・リューを演じているカトリーナ・ロー。彼女が米New York Postのインタビューでシリーズ終了について、「すごく感極まってしまったわ。いっぱい泣いちゃったの。嬉し泣きね。ちゃんとお別れが言えたんだもの」とコメントしている。
カトリーナは、『HAWAII FIVE-0』に出演するために夫で俳優のキース・アンドリーン(『SCORPION/スコーピオン』)と現在1歳2ヶ月になる娘と一緒にハワイへ引っ越したのだという。「ハワイへの引っ越しは難しい決断ではなかったわ。間違いなくパラダイスだもの。スーパーでさえゴージャスなのよ。この島に対する人々の愛着心には畏敬の念を起こさせられるわ」と、ハワイの魅力について語っていた。『HAWAII FIVE-0』のシーズン10でレギュラーになったばかりのカトリーナが、早々にシリーズと別れを告げなければならないとは残念だ。
子どもの頃からダンスや空手、体操に興じていたというカトリーナは、米CWのDCスーパーヒーロードラマ『ARROW/アロー』で4シーズンにわたり演じた、ヴィランのラーズ・アル・グールの娘ナイッサ役で最も知られ、同シリーズでは激しいアクションを見せている。そして、ナイッサ役にキャスティングされた時は役柄の詳細を教えてもらえず、‟女性のファイター"だとしか知らなかったと明かしている。
その他にカトリーナは、歴史アクションドラマ『スパルタカス』で2シーズンにわたりミラ役を演じ、オタク・スパイドラマ『CHUCK/チャック』『ギャングポリス ~裏社会の誓い~』『CSI:マイアミ』などにゲスト出演している。
そしてアダム・ノシムリ役のイアン・アンソニー・デイルは「『HAWAII FIVE-0』よ、永遠に...」というメッセージと共にキャスト&スタッフの集合写真をInstagramにアップ。カトリーナもその投稿をシェアし、共に作品を作ってきた現地のスタッフやファンがコメントする形で応えており、本作が本当に多くの人たちに愛されてきたことが伝わってくる。
いよいよファイナルを迎えることになった『HAWAII FIVE-0』は米CBSにてシーズン10が毎週金曜に放送中で、最終話は2時間スペシャルで4月3日(金)にオンエアされる予定だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『HAWAII FIVE-0』ファミリー カトリーナ・ローのInstagramより