『Glee/グリー』や『アメリカン・ホラー・ストーリー』のクリエイター、ライアン・マーフィーが手掛ける米FOXのレスキュー・ヒューマンドラマ『9-1-1:LA救命最前線』。そして、同作のヒットを受けて製作されたスピンオフドラマ『9-1-1: Lone Star(原題)』の両作が揃って次のシーズンに更新されたことが明らかになった。米TV Lineなどが報じている。
『9-1-1:LA救命最前線』はシーズン4へ更新。同作は、米ロサンゼルスを舞台に日本でいう110番、119番の役目を兼ね備えたアメリカの緊急通報ダイヤル911番をテーマに、従来なら姿の見えない脇役となりがちな救命オペレーターが受ける通報を軸に、その最前線で奮闘する消防士&警察官の姿をこれまでにない視点で描く。
現在本国で放送されているシーズン3の平均視聴率は、4月6日時点で1.4デモレーティング、平均680万人を記録。FOXのドラマの中でも、最も視聴されている作品の一つとなっている。
『9-1-1』には、ゴールデン・グローブ賞受賞&アカデミー賞ノミネート経験もあるアシーナ・グラント役のアンジェラ・バセット(『TINA ティナ』)をはじめ、ボビー・ナッシュ役のピーター・クラウス(『シックス・フィート・アンダー』)、チムニー役のケネス・チョイ(『サン・オブ・アナーキー』)、マディ役のジェニファー・ラヴ・ヒューイット(『ゴースト ~天国からのささやき』)、バック役のオリヴァー・スターク(『バッドランド ~最強の戦士~』)らが出演。
No emergency, but we do have an announcement! #911LoneStar will officially be returning for Season 2. pic.twitter.com/4UFX7rcdDJ
-- 9-1-1: Lone Star (@911LoneStar) April 13, 2020
『9-1-1』スピンオフドラマも
そして、今年1月に放送スタートしたばかりのスピンオフドラマ『9-1-1: Lone Star』はシーズン2へ更新。同作は『ブラザーズ&シスターズ』のロバート・マキャリスター役や、『カリフォルニケーション』のエディ・ネロ役で知られるロブ・ロウが主演を務め、白い星を一つあしらった州旗から「ローン・スター・ステイト」とも呼ばれるテキサス州オースティンで物語が繰り広げられる。
初回放送が全米における今シーズンの新作ドラマでトップの視聴率を記録。全10話となるシーズン1の平均は1.2デモレーティング、630万人の視聴者数を獲得し、本家といい勝負になっている。キャストはロブの他に、ミッシェル・ブレイク役のリヴ・タイラー(『ロード・オブ・ザ・リング』)、グレイス・ライダー役のシエラ・マクレイン(『マインドハンター』)ら。
『9-1-1:LA救命最前線』『9-1-1: Lone Star』ともに、次シーズンの放送予定日などは現時点では未定。(海外ドラマNAVI)
Photo:『9-1-1:LA救命最前線』(c) 2018-2019 Fox and its related entities. All rights reserved./『9-1-1: Lone Star』公式Twiterより