ディズニー・チャンネルのオリジナルムービーとして2006年と2007年に放送され人気を博し、その翌年に劇場版も製作された『ハイスクール・ミュージカル』。本作でブレイクしたキャストたちが、なんと特別音楽番組で再集結することがわかった。米Peopleが報じている。
アメリカで4月16日(木)にABCにて放送される『The Disney Family Singalong(原題)』という「一緒に歌おう」をテーマにした特別番組に、『ハイスクール・ミュージカル』キャストたちが集結。出演するのは、トロイ役のザック・エフロン、ガブリエラ役のヴァネッサ・ハジェンズ、シャーペイ役のアシュリー・ティスデール、チャド・タンフォース役のコービン・ブルー、テイラー役のモニク・コールマン、ライアン役のルーカス・グラビール。
この番組は、キャストたちがスタジオに集まるのではなく、それぞれの自宅からオンラインで集合し、2006年の映画『ハイスクール・ミュージカル』から「We"re All in This Together(邦題:みんなスター!)」を披露する。
本作の監督ケニー・オルテガは再集結について次のように語った。「ザックにはギリギリまで連絡が取れなかったのですが、話ができた時彼はすぐに"もちろん!"と参加を表明してくれました。みんな、反応が早かったです。自宅からでも参加してくれるという彼らの思いをきっと、みなさまにも伝わると思います」
69歳になるオルテガは、視聴者とキャストが一緒に歌うことのできるこの番組は、元気づけられるものだと述べる。「「We"re All in This Together」を病院の廊下で歌っているビデオなどが私の元にたくさん届いています。"病院の廊下で一緒にいます"と、マスク、白衣を身につけた医師、看護師、専門家医などが歌っているのです。このようにこの歌をきっかけに若者が団結しているのはとても楽しいです」とこの曲で頑張っている人たちのことにも触れた。
「この曲を作ったマシュー・ジェラルドとロビー・ネヴィルは、こんな風に歌い継がれて行くとは想像していなかったことでしょう。リビングや家族と一緒にいるスウェットパンツ姿の彼らを見ると、誰もがこの曲の歌詞ある真実に気がつくはずです。私たちは色々な状況下にいますが、共に戦っているのです。離れていても、一緒にいると感じることが大切なのです」
また、キャストたちもすでにソーシャルメディアで様々な動画をアップしている。アシュリーは、「自宅にいる間、運動したかったらこれをやってみて。きっと少し明るい気持ちになるわ」とInstagramに動画を投稿。そしてその動画をヴァネッサが後からワイン片手に歌いながらシェアしている。
さらにこの特番では、アリアナ・グランデ、デミ・ロヴァート、エル・ファニング、クリスティーナ・アギレラ、ジョシュ・グローバン、ダレン・クリス、トリー・ケリー、そして『美女と野獣』などディズニーの名曲の数々を手掛けた作曲家アラン・メンケンらディズニーファミリーのアーティストたちが多数出演する。
『The Disney Family Singalong(原題)』は、4月16日(木)にABCにて夜8時に放送される。『ハイスクール・ミュージカル』はディズニーデラックスにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ハイスクール・ミュージカル』(c) 2020 Disney