『ゲーム・オブ・スローンズ』ソフィー・ターナーの新作ドラマは「10分ごとにクリフハンガー」!?

大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のサンサ・スターク役でブレイクしたソフィー・ターナー。同作で実に様々な経験をするサンサを演じたソフィーだが、新作ドラマ『Survive(原題)』も新たな挑戦になったそうだ。米Varietyのインタビューで語っている。

米国で4月6日からスタートした新たな動画配信サービス、Quibiは、各エピソードの長さが10分程度という短さが特徴。同サービスで配信中の新作シリーズ『Survive』でソフィーが演じるのは、メンタルヘルスのリハビリセンターから退院したばかりのジェーン。自宅へ戻るフライトの中でジェーンは自殺を考えていたが、乗っていた飛行機が墜落。ポールという男性(『24:レガシー』のコーリー・ホーキンズ)と彼女の二人だけが雪山の中で生き残ってしまう...。

8シーズン走りきった『ゲーム・オブ・スローンズ』でエミー賞助演女優賞にノミネートされるほど高い評価を得たソフィー。同シリーズの共演者の中には完結後に休暇を取る人もいたが、彼女は仕事でも私生活でもその後も大忙し。「『X-MEN:ダーク・フェニックス』が公開され、結婚して、式を挙げて。それが終わった時、"ようやく落ち着けるわ。でももう仕事に戻りたい"と思ったの」と新たな挑戦を求めたことを明かした。

競争の激しいハリウッドではプレッシャーもあるはずだが、ソフィーは「当時、自分の人生が新しいことの連続だった」ため、この新作に関しても"OK、革新的でエキサイティングだと思えるからやってみよう"と思ったそう。今回はそれまで見たことのないようなサバイバルストーリーに必要な、(一部はCGが使用されているものの)雪山での撮影のためイタリアのドロミテへ向かったという。

作品については、「より時間をかけてキャラクターと向き合うことができるから、私は連続ものが大好きなの。たとえ厳しい展開になってもね。私たちは『Survive』を基本的に10分に1回クリフハンガーがある映画のように撮影したの」と発言。

さらに自身の役柄については「(『Survive』の)テーマは私にとってとても重要で、全てが自分にとって必要だったと感じたわ。このキャラクターは、施設を出て自殺しようとしている。彼女はひどく沈んでいて、希望なんてないと感じている。でも、彼女は生きたくなかった人生のために闘うことになるのよ」と説明しており、自身の経験を軸に、できる限り偽りのないように表現することを意識したと話している。

『Survive』は米Quibiにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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ソフィー・ターナー
(C)JMVM/FAMOUS