世界的な人気を集めた恋愛コメディドラマ『SEX AND THE CITY』(以下『SATC』)のシャーロット役で人気を博したクリスティン・デイヴィスが、米FOXのリアリティ番組で司会を務めることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
クリスティンが司会役とプロデューサーを兼ねるこの番組『Labor of Love(原題)』は、41歳の成功した美しきキャリアウーマンで子どもを持ちたいと考えているクリスティ・カッツマンが、自分の子どもの父親となる男性を15人の候補の中から選ぶ過程を追う8話構成のシリーズ。2017年から製作が進められていた、FOXにとって入魂の企画だ。
Fox Gives Birth To Kristin Davis-Hosted Reality Series "Labor Of Love" From Propagate & Full Picture https://t.co/oeHZ4ImNsC pic.twitter.com/88d5KNiyu7
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) April 15, 2020
父親になることを望む男性は毎週、父親やパートナーとしてのスキルを試されるタスクにチャレンジし、候補としてふさわしいと判断された人物のみが翌週の課題に進めるとのこと。候補者たちは8週間にわたり様々なタスクをこなしつつ、クリスティとロマンチックなデートを重ね、最終的に彼女が一緒に家庭を持つ相手を決めるか、独りで母親になる道を選ぶかの決断を下すことになる。
ホラーアンソロジーシリーズ『ロア ~奇妙な伝説~』や冒険アクションドラマ『ブラッド&トレジャー 伝説の秘宝』で製作総指揮を務めたハワード・T・オーウェンズと、『ジェーン・ザ・ヴァージン』『ジ・オフィス』といったコメディドラマを手掛けてきたベン・シルヴァーマンが指揮を執る。
『SATC』で不妊症に苦しみながらも最終的に二人の子どもの母親となったシャーロットを演じ、自らも二児の母であるクリスティンは、同番組への参加を即決したという。「この企画のことを耳にしてすぐ、参加しないと!と感じたの。女性は皆、仕事であれ私生活であれ、夢を追うことで力を得られたと感じるべきだと信じているから。今回クリスティが自分の未来を自らの手でつかみ取る様は、本当にワクワクするものだったわ」
『SATC』の生みの親であるダレン・スターが1990年代に手掛けた『メルローズ・プレイス』のブルック・アームストロング役で注目されたクリスティンは、6シーズン続いた『SATC』ドラマシリーズと映画版2本で演じたシャーロット役で世界的にブレイク。映画では、『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』『南の島のリゾート式恋愛セラピー』といった作品に参加し、最近はNetflixの恋愛コメディ映画『ホリデイ・イン・ザ・ワイルド』でロブ・ロウ(『ブラザーズ&シスターズ』)とともに主演し、製作総指揮も務めていた。
クリスティンが司会を務める『Labor of Love』は、米FOXにて5月21日(木)放送スタート。(海外ドラマNAVI)
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『SEX AND THE CITY』
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