『マンダロリアン』シーズン2の配信前にシーズン3が早くも製作か!?

昨年末にDisney+にて配信が始まった『スター・ウォーズ』シリーズ初の実写版ドラマ『マンダロリアン』。今年の10月にはシーズン2の配信が予定されているが、米Varietyによれば、すでにシーズン3の企画も動き始めているという。

プロダクションに近い情報筋によると、クリエイターのジョン・ファヴローが「しばらくは(『マンダロリアン』の)シーズン3を執筆している」こと、ルーカスフィルムの副社長兼エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターのダグ・チャン率いる美術部が「ここ数週間、シーズン3のコンセプトを考案している」ことを認めている。

また、「プリプロダクションに入ったところで、『マンダロリアン』のさらなる冒険を検討している段階です」と当該関係者は述べているという。さらに別の情報筋からも、プロダクションデザイン部が4月20日(月)からシーズン3に取り掛かっていることを認めている。

現在、世界中のTV・映画の製作現場は、新型コロナウイルスの影響により中断が余儀なくされているが、今年10月に配信予定のシーズン2は幸運なことにも、3月上旬に全ての撮影を終えていたため、シーズン3の企画を進められているのだという。

シーズン2には、『Marvel デアデビル』などで看護師のクレア・テンプルを演じたロザリオ・ドーソンが、ゲスト出演することが報じられている。ロザリオが演じるのはアソーカ・タノ。タノは、アナキン・スカイウォーカーの弟子で、7シーズンにわたって続いた人気アニメシリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』のメインキャラクターの一人。このキャラクターが実写化されるのは今回が初のこと。

『マンダロリアン』に出演するという報道に対し、ロザリオはVarietyのインタビューで「(『マンダロリアン』への出演は)明らかになっていないことだけど、そうなればとても嬉しいわ。決まるその日がとても楽しみよ」と話していた。

『マンダロリアン』はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『マンダロリアン』(c)2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.