『エージェント・オブ・シールド』ミンナ・ウェン、『ゲーム・オブ・スローンズ』に二度目のチャンスを与えたい!

米ABCのマーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』でメリンダ・メイを演じるミンナ・ウェンが、賛否両論となった大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終章に二度目のチャンスを与えたいと語った。米Comicbook.comが報じた。

『ゲーム・オブ・スローンズ』のファイナルとなる第八章は、あまりにも各キャラクターの物語を早くまとめすぎた展開が物議を醸し、キャラクターが迎えた運命についてもファンから不満の声が数多く上がっていた。

米SYFY Wireのインタビューでミンナは、最近になって『ゲーム・オブ・スローンズ』を再び見始めたことを明かし、シリーズに対する思いを語った。「実のところ視聴する作品が尽きちゃったから、また『ゲーム・オブ・スローンズ』を見始めたの。シーズン8は少し後味が悪かったから、もう一度見るにはあまり期待せずに済むかなって。シリーズについて満足感を持ちたいし、素晴らしい番組だから2度目のチャンスを与えるつもり」と、今回は期待を低くして視聴していると明かした。

当初は原作を基に物語が進んでいた『ゲーム・オブ・スローンズ』だが、シーズン6で原作を追い越した。そして、ドラマと原作では結末が違うのかという点について、原作者のジョージ・R・R・マーティンは「TVでは知ることができなかったキャラクターたちと原作では出会うことができるはずだ。ユニコーンのようなものも登場する。原作とTV、どちらが本当のエンディングかって? それは愚問だ。こう答えておこう。私は執筆する。皆は読む。それで判断してインターネット上で討論したらいい」と以前語っていた。

そして、ファンが気になるその原作の最新刊は2021年には出せそうだとし、「今はサーセイ、アシャ、ティリオン、バリスタン、アリオ・ホターというキャラクターとともに旅をしています。来週はブラーボスに立ち寄ります。もちろん、もっと速く書ければいいのにとは思います。1999年に『剣嵐の大地』を執筆していた時はひと月あたり平均150ページ書いていましたが、二度とあのような速いペースを取り戻すことはないでしょう。今振り返ってみると、どうやってあれを成し遂げたのか分かりません」と先月、綴っていた。

もう一度『ゲーム・オブ・スローンズ』を見ているというミンナは現在、ファイナルなる『エージェント・オブ・シールド』シーズン7に出演中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ミンナ・ウェン (c)SF/FAMOUS