『LUCIFER/ルシファー』シーズン6への更新により、シーズン5に及ぶ影響とは?

ロサンゼルスに舞い降りた悪魔が女刑事とタッグを組み、事件を解決していく人気ドラマ『LUCIFER/ルシファー』。先月、シーズン5で幕を閉じるはずだった本作がシーズン6へ更新されたが、その更新がシーズン5に及ぼす影響とは?

製作総指揮を務めるイルディ・モドロヴィッチとジョー・ヘンダーソンが米Entertainment Weeklyのインタビューに答え、シーズン6への更新は、シーズン5が10話から16話に増えた状況と似ていて、最初は話数が増えて計画が狂ったと感じだったが数日後には考えを改めたという。

モドロヴィッチは「シリーズ最終回を迎えるには、登場キャラクターに満足のいく結末を与えるための素晴らしい物語の数々の展開を早めなければならなかった」と述べ、シーズン5の話数が増えたことで、各キャラクターに最後に起こるはずだった出来事をさらに掘り下げるチャンスになったと明かした。

またシーズン6で何が起こるのか楽しみにしているという二人は、「シーズン6で語る予定の物語も、もともとシーズン5で伝えるつもりだったストーリーを大きい規模で描くだけだが、さらに面白くなることを考えると、なぜ最初からそうしなかったのか自問すると残念に思う」とも述べる。最終的に二人にとっては前よりも良い状況で伝えたい物語が描け、納得のいくエンディングを迎える機会を得られたため、シーズン6への更新で特に悪い影響はなかったいう。

シーズン6には、主演を務めるルシファー役のトム・エリスと、ルシファーの兄弟アメナディエル役のD・B・ウッドサイドの出演が決定している。

前半と後半に分けて配信されるシーズン5には、白黒で描かれるエピソードやミュージカル・エピソードもあり、かなりバラエティに富んだ内容となっている。モドロヴィッチは、「ベストのシーズンだ。笑えるけどダークで、捻りがあって悲しくて喜びに満ちている」とその自信のほどをうかがわせた。

『LUCIFER/ルシファー』シーズン5前半エピソードは、Netflixにて8月21日(金)に配信スタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflix『LUCIFER/ルシファー』