米CWが製作するDCドラマシリーズは通称"アローバース"と呼ばれているが、今年1月に『ARROW/アロー』の放送が終了したことを受け、同局が名前の変更を試みているようだ。米TV Lineが報じている。
現地時間9月1日(火)、CWがDCドラマを紹介するプロモ動画をリリースし、そのなかで「The CWverse」という言葉が登場。「The CWverse」という呼び方は、2019年7月にリリースされたプロモにも実は使用されていたのだが、当時は『ARROW』が放送中だったため、それほど注目されなかったようだ。
現時点CWのDCドラマは『THE FLASH/フラッシュ』、『SUPERGIRL/スーパーガール』、『レジェンド・オブ・トゥモロー』、『ブラックライトニング』、『BATWOMAN/バットウーマン』、5月に放送開始された新作ドラマ『Stargirl(原題)』がある。そして、2021年に放送開始予定の『Superman & Lois(原題)』、『ARROW』のスピンオフドラマの製作が進行中だ。
どのドラマのタイトルをクロスオーバー・エピソードに付けても、『ARROW』のように番組が終了してしまう可能性があるため、放送局の名前を使うのが無難だという考えなのかもしれない。
そんな中、CWのプロモ動画が配信された翌日、『ARROW』で主演を務めたスティーヴン・アメルが、「Berlantiverse(バーランティバース)だ」と自分の意見をツイート。
It"s the Berlantiverse.
— Stephen Amell (@StephenAmell) September 2, 2020
"バーランティ"とは、『アロー』をはじめ、CWの全DCドラマでクリエイターもしくは製作総指揮として携わっているグレッグ・バーランティのことで、言ってみれば"アローバース"の生みの親的な存在だ。
スティーヴンのツイートには8000以上の"いいね"が付いているが、果たして"The CWverse"に決定となるのか、今後の動向を見守っていきたい。(海外ドラマNAVI)
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『クライシス・オン・インフィニット・アース 最強ヒーロー外伝』
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