『POWER』スピンオフ第3弾の製作が決定!トミーがカムバック

人気ラッパーの50セントことカーティス・ジャクソンが製作総指揮を務め、出演もしていた米Starzの人気犯罪サスペンスドラマ『POWER/パワー』。そのスピンオフ企画が数本にわたり進行しているとお伝えしたが、3本目の製作が正式に決定した。米The Hollywood Reporterが報じている。

今回正式にゴーサインが出たスピンオフは、オリジナル版に登場した主人公ゴーストの親友、トミー・イーガンを主役に据えた『Power Book IV: Force(原題)』。このニュースは、『POWER』の続編となるスピンオフ第1弾『Power Book II: Ghost(原題)』の放送が開始される直前に発表された。

全10話となる第3弾について、Stazのプログラミング部門で部長を務めるクリスティーナ・デイヴィスが、「『POWER』は6年にわたり、プレミアム・ペイ・テレビジョンにおいて最も成功したシリーズのひとつとなり、過去2シーズンはマルチ・プラットフォームにおいて1000万人を超える視聴者を獲得しています。そして、私たちは『Power Book IV: Force』でトミーの物語を取り上げ、まったく新しい方向へファンを導いていくことが待ちきれません」と展望を語った。

『Power Book IV: Force』では永遠にニューヨークと縁を切った後のトミーを描くため、オリジナル版でトミーを演じたジョセフ・シコラが続投するものと思われる。ショーランナーは音楽業界の裏側を描く『Empire 成功の代償』で脚本を手掛けたロバート・ムニックが務める。ムニックは、50セントとオリジナル版でクリエイターを務めたコートニー・ケンプ・アグボーと共同で製作総指揮も担う。

Starzで9月6日(日)より放送スタートした第1弾の『Ghost』は、オリジナル版に登場したキャラクターのその後が描かれる。スピンオフ第2弾『Power Book III: Raising Kanan(原題)』は2021年にオンエア予定で、1990年代を舞台に50セントが演じたカナン・スタークの台頭を描くシリーズ。若かりし日のカナン役でメカイ・カーティス(『Chicken Girls(原題)』)が主演し、オマー・エップス(『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』)の出演も決定しているが、現時点では彼が演じるキャラクターは不明だ。

スピンオフ第3弾となる『Power Book IV: Force』に出演する他のキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。オリジナル版『POWER/パワー』は、日本ではHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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『POWER/パワー』(c) 2020 Starz Entertainment, LLC



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