『X-ファイル』ジリアン・アンダーソン、「『ザ・クラウン』の出演を断ったらバカ者」とコメント

大ヒット超常現象ドラマ『X-ファイル』のダナ・スカリーFBI捜査官役で人気を博したジリアン・アンダーソンが、Netflixの英王室を描くドラマ『ザ・クラウン』の出演を断ったらバカ者だと語っていることがわかった。

ジリアンは、『ザ・クラウン』シーズン4にマーガレット・サッチャー英国元首相役で出演しており、米Entertainment Weeklyのインタビューでシリーズへの出演について語っている。

「『ザ・クラウン』でサッチャーを演じないかと聞かれて、"イエス"と答えなかったら大バカ者ね。もし、出演せずに他の人に役を取られていたら、本当に後悔していたと思う。だから、歓迎すべきチャレンジだと感じたの。そうよ、ある意味では気が重かったわ。多くの人がサッチャーに対して強い意見を持っているから、いかに彼女が描かれるかについても間違いなく多くの見解があるだろうしね。詰まるところ、いろいろ言われるのは当然のことなのよ」とコメントしていた。

そして、サッチャーを演じたことで、元英首相に対する意見が変わったかと質問されると、子ども時代にロンドンに住んでいた過去を振り返り、「そうでもない」と答えている。

「私は、彼女が首相になることにそれほど意見がなかったの。私が1979年にイギリスを去ったときは11歳だったから、その前も後も家で政治の話はあまりしなかったと思う。私たちはアメリカに引っ越したから、国へ戻って本やサッチャー主義について読み、この国にいるとよく耳にする人々の見解を聞いたりして、彼女に対して人々が抱いている強い思いを完全に理解したのは数年後だった。最初から拭うべき自分の考えもなかったし、何かしら私が意見を持っていたとしても、彼女が英国初となる女性の首相で11年も任務を果たしたという事実は、それ自体が並外れたことだわ」と、サッチャー元首相の偉業を称えていた。

ジリアンはシーズン4で全10話にわたって出演。また、シリーズは更新されたシーズン6をもって幕を閉じることが決定している。ジリアンが、どんな演技でサッチャー首相を演じるのか楽しみな『ザ・クラウン』シーズン4は、11月15日(日)よりNetflixにて配信スタート。(海外ドラマNAVI)

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Netflixオリジナルシリーズ『ザ・クラウン』シーズン4は11月15日(日)より独占配信。
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