麻薬組織とDEA(米国麻薬取締局)との戦いを描くNetflixオリジナルシリーズ『ナルコス』。舞台をメキシコに移した『ナルコス:メキシコ編』は10月下旬にシーズン3更新が決定したが、主演の一人である麻薬王フェリクス役のディエゴ・ルナはカムバックしないと報じられている。その理由について、英Digital Spyが伝えた。(※シーズン2のネタばれ、そしてシーズン3の展開を予期させる描写がありますのでご注意ください)
本作は、歴史的事実に基づいたドラマで、フィクションや脚色を織り交ぜながらではあるものの、メインの登場人物たちは実在の人物。今年2月のシーズン2配信から8ヶ月が経過したタイミングで、シーズン3への更新が決まった。時代設定はシーズン1当初は1980年だったが新シーズンでは1990年代となり、シーズン2のラストで逮捕されたフェリクスの収監後に起こる新たな戦争が描かれる。
今後の展開に注目が集まる
前ショーランナーのエリック・ニューマンは、新シーズンについて「さらにカオスになっていく」とかつて米Colliderのインタビューで話していた。「フェリクスが刑務所に入ったことで起こる分裂は、麻薬戦争をめぐる非常に暴力的な章の始まりとなる。フェリクスと彼の夢によって結びつけられていた人々が、その結びつきがなくなったことで殺人が始まり、非常に荒れた展開になるんだ」
主要キャストの多くが復帰すると報じられている中、そこにディエゴの名前はない。確かにフェリクスは刑務所に入ったが、その後の彼を描く術はいくらでもあったはず。これについては、実はディエゴ自身が今年2月に米Refinery29のインタビューで次のように話していた。「彼は刑務所にいる。メキシコの刑務所の中には、収監者用の"事務所"が存在するところもある。ニュースを見ると時々、収監された人が刑務所から電話をかけて、人々を動かしているという話があるからね。つまり、刑務所に入ったからといってもうビジネスができなくなるとは限らないんだよ」と語り、新シーズンもフェリクスが登場する余地はあると指摘していた。
ディエゴ不在の理由は?
しかし、ディエゴは帰ってこない。そのヒントが、今年4月の米Indie Wireの本人のインタビューにあったのでご紹介しよう。「最初は楽しかったけど、とっても重くなってきた。僕には休みが必要なんだ。この2年は本当に強烈だったから」。おそらく、ストーリーの展開上ではなく、ディエゴの意思として降板が決まったようだ。
そんなディエゴは現在Disney+にて配信される『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のスピンオフドラマ『キャシアン・アンドー』に、映画と同じキャシアン・アンドー役で主演することが決まっている。ディエゴは声明で「『スター・ウォーズ』の世界に戻ることは、僕にとって非常に特別なこと」と述べており、今後はこの作品にフォーカスしていく可能性がありそうだ。この新シリーズは、2019年の撮影開始予定が今年6月に延期されていたが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりさらに遅れが生じている。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
『ナルコス:メキシコ編』
©Carlos Somonte/Netflix