ドラマ・映画のレビューサイト、Rotten Tomatoesでは、批評家によるレビューがすべて肯定的な秀作がまれに存在する。同サイトで「100%新鮮保証」のお墨付きを得たドラマの中から、今年公開の新シリーズ・新シーズン4本をチェックしよう。
『ベビー・シッターズ・クラブ』シーズン1
7月に登場した本作は、大人も子どもも一緒に楽しめるファミリー向けコメディ。中学生の女の子クリスティは、おませでちょっと生意気だが、責任感は人一倍強い性格。大親友メアリーの家でのお泊まりを楽しみにしていたが、母親から頼まれた弟の世話を断りきれず、予定をキャンセルする羽目に。けれど転んでもただでは起きず、子どもの世話に需要があると気づき、中学校の仲間たちと一緒にベビーシッター・ビジネスを創業。クリスティのほか、慎重な性格のメアリー、機転の利くクラウディア、都会っ子のステイシーたち、ちょっとした冒険に乗り出す。
1986年から刊行されたベストセラー小説シリーズを元にしたNetflixオリジナルシリーズ。全10話が配信中。
『フィール・グッド』シーズン1
大人向けのロムコムをお探しの方には、女性同士の恋愛を甘くチャーミングに描く『フィール・グッド』がおすすめ。スタンドアップ・コメディの世界で生きるメイは、ドラッグ依存症。克服のための辛い試練に耐えながら、ステージの上では明るく振る舞って観客たちを沸かせようと懸命。駆け出しの彼女のネタは多くの人にウケるわけではないが、客席にはいつも、彼女のステージに足繁く通ってくれる女性ジョージの姿が。あっという間に恋愛関係に陥るメイとジョージだが、お互いに秘密を抱えていた...。
全話25分程度の6話構成なので、あっという間に観ることができる。Netflixで配信中。
『ワンデイ -家族のうた-』シーズン3
続いてピックアップするのは、コミカルかつ前向きに生きるパワーをくれる作品『ワンデイ -家族のうた-』。キューバ系アメリカ人のペネロピは、にぎやかな一家を率いるシングルマザー。ひとり親への偏見や移民への冷遇もなんのその、難しい年頃の高校生の娘と中学生の息子、それに自身の母親とともに、親子三世代でエネルギッシュな毎日を過ごす。家族の将来像への議論や息子のアレックスが巻き起こす騒動など、見逃せないシーンが目白押しだ。
シーズン3をもってNetflixではキャンセルとなったが、米Popがシーズン4を製作。日本ではシーズン1~3がNetflixで配信中。
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『シッツ・クリーク』シーズン6
セレブファミリーが極貧生活を送ることになる転落コメディは、ついにシーズン6で完結。信頼していた経理担当者に財産を横領されて没落してしまった一家は、かつて冗談半分で町ごと買い占めていたシッツ・クリークへ移住。今シーズンでは結婚式の準備を進めるデヴィッドとパトリックに、とある問題が発生。ジョニーはモーテル経営への復帰を虎視淡々と狙い、物語はいよいよクライマックスへ。
Netflixで全6シーズンを配信中。すべて視聴済みの方は、制作の舞台裏に迫るドキュメンタリー『さよなら、シッツ・クリーク 6シーズンの感謝を込めて』もぜひ。
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(海外ドラマNAVI)
Photo:
『ベビー・シッターズ・クラブ』©Kailey Schwerman/Netflix
『フィール・グッド』©Courtesy of Netflix
『ワンデイ -家族のうた-』©Ali Goldstein/Netflix
『シッツ・クリーク』