ヒュー・グラントの出演が決定している、『ブラック・ミラー』のクリエイターが手掛ける2020年を風刺したNetflixのモキュメンタリー番組『DeathTo2020(原題)』に、『ストレンジャー・シングス/未知の世界』や『フレンズ』の人気キャストらが出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
『ブラック・ミラー』でクリエイターを務めるチャーリー・ブルッカーとプロデューサーのアナベル・ジョーンズが指揮を執る『Death To 2020』は、実際に起きた出来事や事件の映像に、架空の"著名な"専門家がコメンテーターとして登場し、何が起きたのかを分析する構成になるという。
すでに、『英国スキャンダル ~セックスと陰謀のソープ事件』や『フレイザー家の秘密』など最近ドラマ作品での活躍が目立つヒュー・グラントの出演が決定している。ヒューはインタビューで、「チャーリー・ブルッカーが、2020年に関するモキュメンタリーを書いたんだ。それはNetflix用で、私はその年についてインタビューを受ける歴史家を演じているよ。そのキャラクターはイヤな奴で、みんなは私のカツラを気に入るだろうね」とコメントしていた。
そして、今回発表されたキャストは9人。マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズのニック・フューリー役でおなじみのサミュエル・L・ジャクソン、『フレンズ』のフィービー役で人気を博したリサ・クドロー、『ストレンジャー・シングス』のスティーブ役で注目されたジョー・キーリー、リブート版『ゴーストバスターズ』に出演していたコメディエンヌのレスリー・ジョーンズ、『シリコバレー』『STUBER/ストゥーバー』のクメイル・ナンジアニ、『ママと恋に落ちるまで』のクリスティン・ミリオティ他、トレイシー・ウルマン(『ザ・プロム』)、サムソン・ケイオ(『トゥルース・シーカーズ ~俺たち、パラノーマル解決隊~』)、ダイアン・モーガン(『After Life/アフター・ライフ』)。
12月4日(金)にブルッカーが自身のTwitterに10秒のティーザーを投稿した。
— Charlie Brooker (@charltonbrooker) December 3, 2020
ブルッカーは英BBCで2013年~2016年にかけて、各年に話題となったニュースをコメディタッチでまとめた番組『Wipe(原題)』を製作したことがあり、『Death to 2020』はそのシリーズの集大成的な番組となりそうだ。(海外ドラマNAVI)
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サミュエル・L・ジャクソン (c)Famous/リサ・クドロー (c)Faye S/Famous/ジョー・キーリー (c)NYPW/FAMOUS