米AMCの大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』は、次々にスピンオフシリーズを生み出してユニバースを拡大している。そんななか、コメディ・プロジェクトが進行していることが明らかとなった。米Comicbook.comが報じている。
『ウォーキング・デッド』シリーズで脚本・製作総指揮を務めるスコット・M・ギンプルが、配信サービスAMC+でリリースされた特別番組『The Walking Dead Holiday Special(原題)』で、現在、取り組んでいるというコメディ・プロジェクトに言及した。「今、私たちは『ウォーキング・デッド』のコメディ番組に取り掛かっている。ユニバースをおちょくるんじゃなくて、その世界をコメディ調の切り口で捉えているんだ」
現時点では、そのコメディ・プロジェクトがシリーズになるのか単発作品になるのかは不明だが、今年10月に米The Hollywood Reporterのインタビューで、ギンプルが新しいフォーマットも利用したいと語っていた。「TVは変化している。1シーズン16話以外のフォーマットでも、物語を伝えられるからエキサイティングだ。私たちはそれを継続していくつもりだし、より短いシリーズの計画もある。ミニシリーズや特別番組とかね。そして、私たちが伝えることができる異なるタイプのストーリーだけでなく、その物語を伝える別のフォーマットも利用していきたい」と、変化しつつあるTVの未来を見据えていると明かしていた。
本家シリーズは更新されたシーズン11で幕閉じを迎えることが決定しており、スピンオフ第1弾の『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』はシーズン7へ更新されたばかりだ。第2弾の『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』はシーズン2で終了する予定で、新スピンオフとなるアンソロジードラマ『Tales of the Walking Dead(原題)』と、ダリル(ノーマン・リーダス)とキャロル(メリッサ・マクブライド)を主人公にしたシリーズの製作も発表されている。(海外ドラマNAVI)
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『ウォーキング・デッド』シーズン10 (c) 2019 AMC Network Entertainment LLC. All Rights Reserved.