マーベル新ドラマシリーズがシーズン1で打ち切り!ジェフ・ローブ監修による最後の実写シリーズ

今年10月に米Huluで配信開始された、マーベル新ドラマシリーズ『Helstrom(原題)』。連続殺人鬼を父に持つ子どもたちを主人公に描く本作がシーズン1で打ち切られることが明らかとなった。米Varietyが報じている。

『Helstrom』は、悪魔であるマルドゥク・カリオスと人間の間に生まれた、兄妹のダイモン&アナ・ヘルストロームを主人公に、ヘルファイアなど炎を操れるパワーを持つ二人が、悪魔と闘う姿が描かれる。

本シリーズは、すでに閉鎖されたTV部門(現在はマーベル・スタジオ統一)で製作された最後の実写ドラマシリーズとなり、マーベルの作品を下敷きにしていながら、『Helstrom』の予告編やキーアートには"マーベル"の表示がないまま宣伝されていた。

また、TV部門を率いていたジェフ・ローブが指揮を執る最後の実写シリーズだった。だが、ローブはHuluが製作するマーベルの新作アニメシリーズ『M.O.D.O.K(原題)』と『Hit-Monkey(原題)』に携わっているため、完全にマーベルから離れたわけではない。

『Helstrom』には、ダイモン・ヘルストローム役のトム・オースティン(『グレンチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』)、妹のアナ役のシドニー・レモン(『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』)、兄妹の母親ヴィクトリア役でエリザベス・マーヴェル(『HOMELAND』)らが出演していた。

米ABCの人気マーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』で脚本を手掛けたポール・ズビゼウスキーがクリエイターを務めた。

マーベル実写ドラマシリーズに関しては、Disney+で次々に新作が発表されているのに対し、『エージェント・オブ・シールド』をはじめ、米FXの『レギオン』やHuluの『マーベル ランナウェイズ』、米Freeformの『マーベル クローク&ダガー』、米FOXの『The Gifted ザ・ギフテッド』など、これまでの作品はすべて終了している。(海外ドラマNAVI)

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『Helstrom』公式Twitterより