『ジ・アメリカンズ』マシュー・リス、アメコミの実写ドラマで地球に行くスパイを演じる

冷戦時代を舞台に、ソ連のKGB工作員でありながらも米国在住のアメリカ人夫婦を装って活動する姿を描くスパイサスペンス『ジ・アメリカンズ』。同作で主演を務めたマシュー・リスが、アメコミの実写版ドラマで少し変わったスパイを演じることが明らかになった。米Deadlineが報じている。

ダークホースコミックスの作品にインスパイアされた『Wyrd(原題)』というタイトルの新作は『ジ・アメリカンズ』と同じ米FXで製作され、マシューは主人公のワルドに扮する。

本作は、究極の移民である亡命中の地球外生命体の物語。人類というものをより深く理解するため、地球に送られたワルド(マシュー)を中心に描かれる。しかし、彼の仲間が迎えに来ず、ワルドは地球人類との同化を余儀なくされ、超常現象を調査しながら故郷への道を探すことになるというストーリー。コミックの出版社によると"ジェームズ・ボンドと『X-ファイル』を合わせたようだ"と形容されている。

脚本は『マイレージ、マイライフ』などで知られるシェルドン・ターナーが手がけ、マシューは『ザ・アメリカンズ』の共演者で実生活では妻のケリー・ラッセルと共に本作の製作総指揮も兼任する。

マシューは『ジ・アメリカンズ』終了後、自然豊かなアイルランド北部が舞台のリミテッドシリーズ『Death and Nightingales(原題)』では『フィフティ・シェイズ』シリーズのジェイミー・ドーナンと共演。シーズン2へと更新された米HBOの『ペリー・メイスン』で主人公を演じている。また、長編ドラマ『A Beautiful Day In the Neighborhood(原題)』ではトム・ハンクス(『ハドソン川の奇跡』)と共に主演を務めた。(海外ドラマNAVI)

Photo:

マシュー・リス©NYKC/FAMOUS