大人気シリーズ『スター・ウォーズ』の『~エピソード5/帝国の逆襲』『~エピソード6/ジェダイの帰還』に登場したキャラクター、ボバ・フェットに続く新たな賞金稼ぎのマンダロリアンを主人公に、フォースの力を秘めた子ども、ザ・チャイルド(ベビー・ヨーダ)との冒険を描く人気ドラマ『マンダロリアン』。現在シーズン2がDisney+(ディズニープラス)で順次配信中の本作には生き残りのジェダイも登場するが、映画シリーズでは描かれなかったものの彼らはどうしていたのかについてキャストが説明している。(※本記事はシーズン2の内容を含みますのでご注意ください)
本作の舞台は『~ジェダイの帰還』から5年後の世界。孤高の賞金稼ぎであり殺し屋のマンダロリアンは、フォースの力を秘めた独りぼっちの子ども、ザ・チャイルドと出会ったことで状況が一変し、この子を守りながら危険な敵と戦うように。
シリーズの生みの親、ジョージ・ルーカスから認められ、本作の複数エピソードで監督を担当するデイヴ・フィローニは、TVアニメシリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』ではアナキンとアソーカ・タノの師弟関係を見事に描き出している。そのアニメシリーズに登場していたアソーカが『マンダロリアン』にも登場し、歳を重ねたアソーカのその後の物語が明らかとなった。
元ジェダイのアソーカを演じるロザリオ・ドーソン(『Marvel ルーク・ケイジ』)は、空白であったジェダイの物語についてこのように語る。「ジェダイ・オーダー(フォースを信奉し、フォースの意志を遵守するジェダイによって構成される、古代から続く修道的平和維持組織)はいろいろな意味で消滅していて分裂し、多くのジェダイが命を狙われています。アソーカは多くを失い、自分の道を見つけてきたんです。勇気と知恵を持ち、常に悪を根絶しようとしています」
そんなアソーカと、フォースの力を秘めたジェダイの仲間の一人であるザ・チャイルドがフォースを通じて心を通わせるシーンが話題を呼んだように、『スター・ウォーズ』の伝統であるジェダイの物語は『マンダロリアン』にも受け継がれている。
主人公マンダロリアンを演じるペドロ・パスカル(『ゲーム・オブ・スローンズ』)は物語について、「新旧両方の『スター・ウォーズ』の世界を訪ねられることは、本当に素晴らしい経験だよ。僕は以前からこの世界を経験してみたいと熱望していたし、世界最高のザ・チャイルドとの絆を育めることは信じられないような機会だった」と発言。ザ・チャイルドを見守り続けるマンダロリアンはジェダイではないが、彼の力を開花させて仲間のもとへ戻そうと奮闘しており、二人は父子のように固い絆で結ばれている。
ヨーダと同じ種族であるザ・チャイルドの出生の謎や、アソーカのその後の物語が展開し、ライトセーバーやフォースが用いられるアクションシーンが盛り込まれるなど、ジェダイ要素たっぷりの点はファンなら必見だ。
『マンダロリアン』シーズン2はディズニープラスにて独占配信中。シーズン2最終話となる第16話は12月18日(金)17:00より配信スタート。(海外ドラマNAVI)
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『マンダロリアン』シーズン2
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