『ビバヒル』ジェイソン・プリーストリー"そろそろ製作側にまわる時期かも"

今年で還暦を迎えるジョージ・クルーニー(『ミッドナイト・スカイ』)は役者業と並行してプロデューサーや監督などの裏方仕事も行っているが、最近はあるインタビューで"年を重ねると主演を務めることは難しい"と自身の思いを明かしていた。そんな彼の考えに、大ヒットドラマ『ビバリーヒルズ高校/青春白書』のブランドン役で知られるジェイソン・プリーストリーも同意しているという。英Evening Expressが伝えた。

1990年代にティーンドラマで社会現象を巻き起こしたジェイソンだが、現在51歳の彼は、4シーズン続いているコメディクライムドラマ『Private Eyes(原題)』で主演を務めながら監督としてメガホンを取っている。そして、今後はよりカメラの後ろでの仕事に目を向けていくだろうと語っているのだ。

ジェイソンは英PA通信に対し次のように話している。「若い勢いをもって演じる日々はもうバックミラーで見送っているような気持ちだ。外見の魅力は維持しようとしているので、カメラの前でのキャリアにもこだわることはできるけど、それでも最終的には(役者を)諦めて友人のジョージのように監督の椅子に座る必要があるだろう」

しかし、ジェイソンは決して役者が嫌になったわけではなく、むしろ今でも演技をすることは楽しんでいるという。「最近は(役者と裏方で)均等に時間を割いているけど、できる限りそれを続けていこうと思っている。カメラの前後にいれることにはとても満足しているし、両方の仕事がそれぞれ補完し合っていることにも気づけたから、両方を続けていくよ」

現在ジェイソンがシンディ・サンプソン(『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』)とともに主演を務める『Private Eyes』は、カナダのトロントを舞台に事件解決に挑む調査チームを描くコメディドラマ。ジェイソンが演じるマット・シェードは、元プロホッケー選手が探偵に転職したという設定だ。

ジェイソンはドラマの成功について、混沌としている現実世界の中で気軽に楽しめる"見やすさ"にあると考えているそうで、「この番組にはユニークで気楽なスタイルがあると思う。そのスタイルは、この困難な時期に完璧に現実逃避できる番組だろう」とコメントしている。(海外ドラマNAVI)

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ジェイソン・プリーストリー
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